DとT? 渋野日向子が自宅でできるストレッチを紹介【動画】
とはいえ、支払いはすべてオンライン上で行ない、コース上では他のプレーヤーたちとソーシャル・ディスタンスを守ることが前提。乗用カートではなくウォーク・オンリーとしているゴルフ場も多々見られ、まだまだ、いろいろな制約付きではあるのだが、ともあれ、米ゴルフ界は現実として動き始めている。
米国男子ツアーは「チャールズ・シュワッブ・チャレンジ」(6月11〜14日)からの再開を予定しており、無観客での開催が前提になっている。
メジャー6勝を誇る元世界ナンバー1、現在は米テレビ局でゴルフ解説を務めているニック・ファルド(イングランド)は「ギャラリーがいないゴルフトーナメントなんて考えられない」と本音を漏らしながらも、「(解説者としても)無観客試合に慣れていくしかないのだろう。慣れるべきなのだろう」と前向きに気を引き締めている。
人類にとって未知のウイルスと戦いながら、以前の社会、以前の生活を取り戻していくためには、過去にとらわれず、現在に順応していくことが求められる。これまでには無かったもの、これまでには考えられなかったことであっても、臨機応変に対応し、とり入れていく。そういう柔軟性が、ゴルフ界を再開し、未来へつなげる上では必要なのだと思う。