2年前、石川遼がバレロ・テキサス・オープンでこんなところから攻めていた【写真】
普段なら出さないようなスコア。初日に8オーバー「80」を叩いた悲劇の始まりは、この9番のティショットだった。ドライバーショットを森に打ち込み、ボールが見つからないと判断して打った暫定球はフェアウェイへ。ところが、着弾地点に行ってみると1球目が見つかったのだ。暫定球は破棄としたが、1球目はスイングができる状態ではないと判断。アンプレアブル扱いとしてペナルティをとり、ティに戻って3打目としてティショットを打った。しかし、球は再び森に向かって飛んでいった。
そこからの展開は最悪だった。4打目はしっかりコンタクトしたものの、球が跳ね返って自身に当たってしまい、さらに1打のペナルティ。6打目はヒットしなかった。ようやくグリーンに乗せてパットを入れるまで、自身でペナルティを数えて「全部で10〜15打程度」と考えていたが、定かではなかった。
「これくらいかな」と、最終的には14打だと思っていた。しかし、CBCのテレビカメラが撮っていた映像を見直して数えてみると、たどり着いたのは「16」という数字だった。「自分で数えたよ。そうしたら16打だったから、そう書いたんだ」。
翌日、5オーバーの「77」でラウンドして予選落ち。獲得賞金はゼロとなったが、米ツアーの記録に名を残すことになってしまった。今から過去20年を見れば、1ホール「16」は米ツアーの最多記録。ところが驚くことに、歴史を遡るとこれ上回る選手が何人もいた。