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驚きの連続だったが、後味のいい大会【舩越園子コラム】

驚きの連続だったが、後味のいい大会【舩越園子コラム】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2019年11月19日 12時02分

今年の大会そのものに目をやれば、金曜日に行なわれた第1ラウンドでは、4番ホールでキャメロン・トリンガルと新人のチェイス・サイファート(ともに米国)が続けざまにホールインワンを達成。さらに日曜日の第3ラウンドでは、10番ホールでクーチャーとブライアン・ゲイ(米国)が続けざまにホールインワンを達成した。

ちなみに、ホールインワン達成の確率は米ツアーでは3000分の1、アベレージ・ゴルファーなら1万2000分の1だそうで、マヤコバで起こった「1日2人×2日=4人」は確率的には驚異的な出来事だった。ホールインワン副賞に豪華な車が用意されているケースが多い中、この大会では「瓶入りテキーラ」だったというところが、なんともメキシコらしくて微笑ましかった。

土曜日の第2ラウンドでは、ルール上の珍事もあった。ラッセル・ヘンリー(米国)が同一ではないボールを使ってしまったことに自ら気付き、ルール委員に自己申告。「2罰打×4ホール=8罰打」を科され、結果的に予選落ちとなった。ヘンリー自身は「なぜ異なるボールがバッグの中に混じっていたのか、全然わからない」。だが、ルール違反に当たる小さな事実を自ら申告したヘンリーに対し、米ツアーのルール・オフィシャルは「リスペクトに値する」と賞賛。その通り、ゴルファーの範となる正直で潔い行動だったと私も思う。

さて、肝心の優勝争いの大詰めは月曜日に持ち越され、ブレンドン・トッド(米国)が3人を1打差で抑えて辛勝したのだが、トッドのこの勝利にも、いろいろな驚きが隠されていた。

トッドは2週前に「バミューダ選手権」を制したばかりゆえ、今回は出場2試合連続優勝を飾ったことになる。米ツアースケジュールが大幅に変わった2013年以来、この開幕シリーズ(旧フォール・シリーズ)で2勝を挙げたのはトッドが初めてだ。

そんなツアー史上の「初」もすごいのだが、もっと驚かされたのは、トッドの復活ぶりだ。2014年の「HPバイロン・ネルソン選手権」で初優勝を遂げたトッドは、その後、ひどいフルスイング・イップスになり、36試合で34回予選落ちを喫した。当然ながらシード落ちも喫し、下部ツアーのファイナルズを経て、再び米ツアーへという茨の道を辿った。

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