タイガーが首位タイに浮上！ミケルソン、キムらが王者を追う

＜HSBCチャンピオンズ　2日目＞◇6日◇シャーシャン・インターナショナルGC(7,143ヤード・パー72)

　中国上海にあるシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に開催されている、「WGC-HSBCチャンピオンズ」は2日目を終了。トータル10アンダー首位タイにタイガー・ウッズ(米国)、初日首位のニック・ワトニー(米国)、1打差3位タイにフィル・ミケルソン(米国)ら3選手、トータル8アンダー6位にアンソニー・キム(米国)がつけている。日本勢は小田孔明と石川遼がトータル5アンダーで10位タイ、丸山大輔がトータル3アンダーまでスコアを伸ばし23位タイ、片山晋呉は37位タイ、池田勇太は1つスコアを落としトータル2オーバー55位タイに後退した。

4連続バーディ！イーグル！爆発力みせた遼、5アンダー10位タイ

　ウッズは前半こそ2バーディ・1ボギーと平凡なスコアで終えるも、バックナインで爆発。11番、13番とバーディを奪うと、16番ではセカンドのミスからグリーン手前のラフに入れるもそこからチップインバーディを奪取。最終18番パー5もしっかりバーディを奪い初日に引き続き“67”をマークして首位タイに浮上してみせた。今季大舞台で勝ちきれなかった王者が、残り2日間どんなゴルフで栄冠をその手に手繰り寄せるのか目が離せなくなりそうだ。

　ウッズ、ミケルソン、キムらに加え、この日5つスコアを伸ばし10位タイに食い込んできた石川遼、初日から安定したゴルフをみせている小田孔明、丸山大輔、出遅れた片山晋呉もカムバックしていよいよ役者は揃いつつある。上位は大混戦となったビッグトーナメントで日本勢がどこまで躍進できるかにも注目が集まる。

【2日目の順位】
1位T：ニック・ワトニー(-10)
1位T：タイガー・ウッズ(-10)
3位T：フィル・ミケルソン(-9)
3位T：ライアン・ムーア(-9)
3位T：アルベロ・クイロス(-9)
6位：アンソニー・キム(-8)
7位：パット・ペレス(-7)
8位T：ブライアン・ゲイ(-6)
8位T：ジョティ・ランダワ(-6)
10位T：石川遼(-5)
10位T：リン・ウェンタン(-5)
10位T：小田孔明(-5)
10位T：カミロ・ビジェガス(-5)