ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

アマチュア、QT、その他の大会

各ツアーQT、その他の大会やアマチュア、学生など

教え子たちからのメッセージで感激「日本は歩みを止めない」 ガレス・ジョーンズ氏が10年間のナショナルチーム育成に“幕”

「2025年度 JGAナショナルチーム慰労会」が行われた。JGAの競技者強化事業を退任するガレス・ジョーンズ氏が、選手達にメッセージを送った。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2025年12月15日 18時12分

競技者強化事業から退任するガレス・ジョーンズ氏が選手達にメッセージを送った
競技者強化事業から退任するガレス・ジョーンズ氏が選手達にメッセージを送った (撮影:ALBA)

日本ゴルフ協会(JGA)は15日、港区の虎ノ門ヒルズフォーラムで「2025年度 JGAナショナルチーム慰労会」を開いた。ここに男子6人(2人欠席)、女子7人の計13人の現役ナショナルチームメンバーが出席。これが今年度のナショナルチーム活動納めとなる会で、選手たちには銀色のメダルが渡され、来年のさらなる飛躍を期待された。

〈写真〉レンジ練習もラウンドもなし!? ナショナルチームの合宿に潜入

ただ、選手以上に今回の“主役”になったのが2015年から昨年までヘッドコーチ(HC)を務めたガレス・ジョーンズ氏だった。今年は「選手・指導者育成コンサルタント」として強化全体を統括する立場にシフト。だが今月11日に、競技者強化事業から退任することが発表されていた。

退任スピーチでは、「ここは特別な集団で家族のようなもの。全員がナショナルチームのOB、OGとして、この国を代表する存在になっていくはず。旅はまだ終わってはいない。誇りを持って、日本代表として進んでいって欲しい」など、選手たちにメッセージを送った。

15年にHCに就任すると、「ノムラカップアジア太平洋アマチュアゴルフチーム選手権」での2度のチーム優勝や、「世界女子アマ」3位、「アジア大会ゴルフ競技」での金メダル獲得など、日本代表の国際競技力向上を牽引してきた人物。「アジアパシフィックアマ」「アジアパシフィック女子アマ」での日本人選手優勝にも深く関わり、強化事業に大きな功績を残した。

会の途中には、これまでの“教え子”たちからビデオメッセージも。そこには米女子ツアー組の畑岡奈紗、古江彩佳、吉田優利、西村優菜、馬場咲希や、米男子ツアーでプレーする金谷拓実、久常涼、そして来季から米国に主戦場を移す中島啓太といった、世界で活躍する選手たちも多く登場し、それぞれが思い出話や感謝を伝えた。この後、再び壇上に呼ばれたジョーンズ氏は、「感情的になるし、やってきて良かった。私にとって特別な10年間。日本のゴルフは歩みを止めないで欲しい」と感極まった様子で話した。

HCはアシスタントコーチを務めていたクレイグ・ビショップ氏へ引き継がれたが、その哲学や日本ゴルフ界への熱い想いは継承済み。新たな時代への突入も感じさせる、今年の締めくくりだった。(文・間宮輝憲)

【2025年・ナショナルチームメンバー】※は慰労会欠席選手
■男子
佐藤快斗(東北福祉大2年)
竹原佳吾(早大4年)
田村軍馬(東北福祉大3年)
長﨑大星(勇志国際高1年)
中野麟太朗(早大4年)※
外岩戸晟士(代々木高3年)
松山茉生(福井工大福井高2年)
本大志(アリゾナ大1年)※

■女子
岩永杏奈(大阪桐蔭高2年)
新地真美夏(共立女子第二高3年)
髙岸鈴(ネットの大学managara1年)
鳥居さくら(日本ウェルネススポーツ大1年)
長澤愛羅(ルネサンス高3年)
廣吉優梨菜(福岡第一高1年)
藤本愛菜(日本ウェルネススポーツ大1年)

関連記事

読まれています

アマチュア・その他 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 米国男子
    終了
    2025年12月12日 12月14日
    グラント・ソーントン招待
  2. 米国女子
    終了
    2025年12月12日 12月14日
    グラント・ソーントン招待
  3. DPワールド
    終了
    2025年12月11日 12月14日
    アルフレッド・ダンヒル選手権
  4. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月11日 12月14日
    PGA Qスクール(最終予選会)
  5. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月14日 12月14日
    Hitachi 3Tours Championship

おすすめコンテンツ

関連サイト