ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

日本勢最多3回目の最終予選 山口すず夏の来季職場は日米どっち?

11月のJLPGAプロテストに合格したばかりの“ルーキー”・山口すず夏が3回目の米最終予選会に挑む。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2024年12月4日 14時00分

<LPGA Qシリーズ(最終予選) 事前情報◇3日◇マグノリア・グローブGC(米アラバマ州)◇クロッシングズC=6664ヤード・パー72、フォールズC=6643ヤード・パー71>

米国女子ツアー来季出場権を懸けた予選会(Qシリーズ)は、2018年から現行のスタイルが採用されている。今年は日本勢7人が最終に挑戦するが、国内ツアーを主戦場にする山下美夢有らは初挑戦で、米ツアー組の吉田優利と馬場咲希は2回目。その中で、24歳の山口すず夏は「19年以来、3回目です。一番多いですね(笑)」と明るく笑った。

原英莉花も現地で調整!【写真】

当時高校生だった18年に最終予選会で36位に入り、米ツアーの出場権を獲得。“現役高校生プロ”として話題を集めた。ルーキーイヤーには19試合に出場したものの、ポイントランキングは147位に終わり、年末には2度目の最終予選会へ挑戦。それも16位で突破している。

ただ、同時期に受験していたJLPGAプロテストは不合格が続いていた。「振り返ってみると本当に苦労しました。この2~3年はずーっとショットが悪かったし、思うようなゴルフができずにいた」。今年10月の米2次予選会を通過し、11月にはプロテストに合格。「今年はセカンド(米2次予選会)もテストも通過できた。プレッシャーの中でも自分の思い通りの球が打てるようになってきたのが、大きな変化です」と成長を実感している。

先週行われた国内ツアーのファーストQTではパッティングに苦しみ、3打及ばず敗退した。ただし、ルーキーは下部ステップ・アップ・ツアーの出場が保障されているため、ひとまず“職場”はある状態だ。レギュラーツアーは主催者推薦で最大8試合に出場可能で、米ツアーでは最終予選進出者として、下部エプソン・ツアーの出場権も手中にしている。結果次第では米下部ツアーを視野に入れており、「ずっと米国でプレーしたいと思っている。まずは25位以内を目指します」と力強く語る。

28日に渡米後、すでに2ラウンドを行ったというが、実は10月の米2次予選前に現地でコースチェックを済ませている。「コースはアップダウンが意外とある。日本に比べたらだいぶ広くて、OBもない。グリーンの傾斜が強いので、パター勝負かなと。距離感が大事になってくる」と、コースの特性を冷静に分析。最近パッティングの調子が上向いていることが好材料だ。

かつて戦った舞台に戻ることができるか。ツアーカード獲得まで、あともう一歩だ。(文・笠井あかり)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

アマチュア・その他 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト