将来の目標は「世界ランク1位」。憧れの選手には「長いあいだ活躍できるのがすごいと思います」と、先日メジャーリーグのシアトル・マリナーズの球団殿堂入りも果たしたイチロー氏の名前をあげる。「曲がるけど」と苦笑いを浮かべるものの、ドライバーの飛距離もすでに245ヤード。一番の武器に「パター」と答える小技も魅力。伸びしろもバツグンとあって、かかる期待も高まる。「まずは予選通過をして、ベストアマを目指したいです」。こう初々しく意気込みを語った。
通過した57人の選手のなかには、17人のアマチュア選手が名を連ねる。そのなかには菅と同じ日章学園高2年の荒木優奈(7位タイ)や、ECC学園高2年の中村心(19位タイ)ら、将来が楽しみなジュニアも本戦へコマを進めた。プロ顔負けの実力を、ぜひとも9月29日から千葉県・紫CC すみれCで行われる大舞台でも臆することなく披露してもらいたい。(文・間宮輝憲)