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“引っかからない”ウェッジが肝 シブコをしのぐポテンシャルを持つ妹・暉璃子さんの14本【QPのクラブチェック】

“引っかからない”ウェッジが肝 シブコをしのぐポテンシャルを持つ妹・暉璃子さんの14本【QPのクラブチェック】

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年8月24日 12時20分

ドライバーのシャフトは『テンセイ オレンジ60S』、アイアンのシャフトは『モーダス3 ツアー105 S』を使うなど「飛ばし屋の女子プロ並み」のスペック。また、ロフト17度の2番ユーティリティや4番アイアンを入れており、「ヘッドスピードを考えたら安定感を出せるクラブです。ドローヒッターは球が高くなりやすいので、クラブにボールを上げることを求めていない印象です」。自分のパワーやスイングに合わせたチョイスになっている。

そんななか、QPが注目したのはウェッジ。ピンの「グライド3.0」を46度、52度、58度と6度刻みで入れている。「100ヤード以内を重視するなら4度ピッチを採用するケースが多いです。100ヤード以内の打ち分けに自信があるように感じます」。

さらに、やさしいウェッジというのは一般的にグースが入ったものを言われるが、『グライド3.0』はストレートネック形状だ。「フェースローテーションが大きい人は、グースが強めのウェッジだと引っかかりやすくなります。暉璃子さんはそれを分かった上で、3.0を選んでいる辺りがセッティングの妙ですね」。飛距離が出るだけに、パー4の2打目でウェッジを使用する機会が多く、しっかりコントロールできるモデルを選んでいる。

【渋野暉璃子さんのクラブセッティング】
1W:ピン G410 PLUS (9度/テンセイ CKプロ オレンジ 60S)
3W:ピン G425 MAX (14.5度/テンセイ CKプロ オレンジ 60S)
2U:ピン G425 MAX(17度/ピンツアー173-85 S)
4I:ピン G425クロスオーバー(ピンツアー173-85 S)
5I〜PW:ピン i210(N.S.PROモーダス3 ツアー105 S)
46、52、58度:ピン グライド3.0(N.S.PROモーダス3 ツアー105 S)
PT:ピン 2021 アンサー2
BALL:タイトリスト プロV1x

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