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“迷い”が生んだ2度のミス 手塚彩馨は3オーバー発進も「最後まで諦めなければ大丈夫」

“迷い”が生んだ2度のミス 手塚彩馨は3オーバー発進も「最後まで諦めなければ大丈夫」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年3月31日 08時04分

オーガスタナショナル女子アマチュア(予選) 初日◇30日◇チャンピオンズ・リトリートGC(米ジョージア州)◇6410ヤード・パー72>

日本ゴルフ協会(JGA)が選出するナショナルチーム(日本代表)のユニフォームを着て出場する手塚彩馨(長野・佐久長聖高)は、傾斜のきつい難グリーンに手を焼く一日を過ごした。

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「(グリーンが)止まらないので、どこから攻めていくのかという部分や、ショットで苦労しました」。硬く、速く、うねるグリーン。落としどころを間違えると…というよりも、正解の範囲がごくわずかに限られているという表現がふさわしいホールも多々あり、選手たちは苦しめられた。それはアンダーパーがわずかに5人というリーダーボードを見てもうかがえる。

手塚も迷いを断ち切ることができず、それがミスとして形に表れてしまった。12番と16番の両パー4では、ともに2打目をグリーン奥のバンカーに入れてしまったのだが、“どこに落とすべきか?”という考えが躊躇につながってしまう。ピンに向かって強い傾斜があるため、ギリギリのラインを狙いすぎたことで、2つのホールともバンカー脱出に2打を要してしまった。特に12番はダブルボギーを叩き、スコアを落とす大きな要因になった。

それでも終わってみれば、4バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの「75」。3オーバーで32位タイと、まずまずともいえる位置。決勝進出ラインこそ越えていないが、2日目に希望をつないだ。「バーディもけっこう獲れたんですけどバタバタ。でも後半は攻め方も良くなってきたと思うので、明日もそれができれば」。尻上がりに状態が上がってきたことも、手応えにつながっている。

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