<マイナビチャレンジマッチ 最終日(一日競技)◇5日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄)◇6411ヤード・パー72>
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の選手と、今後プロテスト合格を目指す選手が同じコースで優勝を争う大会を制したのは、今年JLPGAツアー4年目を迎える23歳の小林光希だった。一日競技で2位に3打差をつける快勝。シード選手としての意地を見せた。
実は、会場になった琉球GCは「苦手です」というコース。同じ舞台で行われるレギュラーツアー開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」は2024、25年と2年連続で予選落ちしており、その印象は拭えない。特にクセのあるコーライグリーンは、優勝した今回も「いまいちパッティングに自信を持って打てていないので練習したいですね」と話させるほど。このパッティングとアプローチというグリーン周りのプレーは、今オフの課題にしている部分でもあり、気を引き締めるためのいい機会にもなった。
昨年のダイキン時のセッティングが6610ヤードだったのに対し、今回は6411ヤードということもあり「やさしさはありました」ともいう。このように単純比較はできないが、それでもしっかりと仕上がったグリーンのなか、ボギーは1つだけで6アンダーを出した点は「少しいいイメージにつながったかな」とも話す。「(ダイキンで期待の)ハードルが上がっちゃう」と笑うが、“今季初戦”で成果を手にし、「最近のラウンドは、もう少しという感じだった。試合でいいプレーができた」という部分も自信につながる。
これで優勝賞金240万円と、年始の大きなお年玉もゲットした。「ここで稼いだら、帰りの空港でなんか買い物をしようってママと話していたんです」。母娘の帰路の足取りがグッと軽くなりそうだ。狙っているのは「大好き。10個くらいは持ってます」というシャネルのピアス。「コレクションを増やしたいです」と、“ご褒美”にうってつけの逸品を探す。
24、25年と2年続けてシード権を手にしているが、まだレギュラーツアーでの勝利はない。当然ながら「去年勝てなかったので、レギュラー初優勝を目標にしています」というのが、一番のモチベーションになる。この後のオフ期間は、同期の皆吉愛寿香と一緒に、九州のトーナメントコースを回る計画も立てている。順調に調整を進め、さらなる自信を胸に3月の沖縄に戻ってくる。(文・間宮輝憲)

