<TOTOジャパンクラシック 初日◇5日◇太平洋クラブ美野里コース(茨城県)◇6598ヤード・パー72>
ツアー未勝利の34歳、仲宗根澄香が自身初となる日本開催の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」に出場している。今大会は「富士通レディース」終了時点のメルセデス・ランキング上位35人に入り、出場権を手にした。
初日は1バーディ・1ボギーの「72」でプレー。78人が出場するフィールドでイーブンパーの47位タイと、上位発進とはならなかった。それでも「出られることがすごくうれしいので、どんな結果になろうと楽しみながらプレーしたいなと思っていたので、そのなかで集中しながらプレーできたかなと思います」と前向きな姿勢を見せた。
国内下部のステップ・アップ・ツアーでは通算6勝を挙げている一方、レギュラーツアーでは未勝利。2022年にシード権を失って以降、毎年この時期はQTの練習ラウンドを行っていたという。しかし今年は、4年ぶりにシード復帰へ好位置におり、これまでとは違う立場でこの時期を迎えている。思わず「幸せです」という言葉がこぼれた。
「毎年、今週にQTの練習ラウンドに行って…みたいな生活をしていたので、ここに来れるなんて、という気持ちもありますし。ただ、ちょっと物足りないじゃないですけど、自分が想像以上にうまくいっている部分もある1年だったので、最後まで気を引き締めて頑張りたい」と胸の内を明かした。
今大会は限られた選手しか出場できないエリートフィールドの一つ。「数年前までは毎年、絶対に出たいって思いながらも上手くいかなかった。だけど今年は、1年間楽しくゴルフしようって思って、そしたらこういう場所に来れたことは感慨深いです。観にも来たことがあるので、自分がその場に立っていることがすごくうれしいなと思います」と、念願の舞台に立てた喜びを語った。
2015年8月にプロ転向し、今年で12年目。「この歳になって初出場というのも、神様がご褒美くれたのかなって思ったり」とほほ笑んだ。
今大会は予選落ちのない4日間大会。初日は47位タイと出遅れたが、残り3日間で巻き返しを狙う。「あしたも1つ、1つ丁寧にプレーすることが求められていると思うので、きょうと変わらずにあと3日やりたいです。頑張りたい」と意気込んだ。初めて立つ大舞台で、一つでも上の順位を目指して戦い続ける。(文・高木彩音)
