<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇27日◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>
西村優菜が米国女子ツアー初優勝を飾った。5打リードの単独首位で最終日に突入し、1イーグル・5バーディ・2ボギーの「66」をマーク。一度は猛追してきた岩井明愛に首位の座を渡したが、すぐさま取り返すと、トータル21アンダーでそのまま逃げ切り完全優勝を果たし、米参戦4年目で歓喜の時を迎えた。
2022年末の米最終予選会(Qシリーズ)に挑戦して一時的な出場権を獲得し、23年から米ツアーに参戦した。米1年目は今大会で3位に入るなどの活躍で、年間ポイントランキングは48位に入った。だが、2年目は69位、そして昨年の3年目は115位と右肩下がり。昨年は出場権をかけたQシリーズに戻り、イチからスタートするような形となった。
それをボーダーラインでなんとか突破して迎えた今季は、ここまで15試合に出場しながら予選通過は6回。トップ10入りは古江彩佳とペアを組んで出場したダブルス戦「ダウ選手権」の5位の一度のみだった。今大会開幕前のポイントランキングは“準シード”と呼ばれる100位から外れて103位(167.692ポイント)。瀬戸際での戦いが続いていた。
だが、この初優勝によって500ポイントを獲得。通算667.693ポイントとして、67ランクアップの36位まで急浮上した。トップ80のカテゴリー1を大きく上回ったほか、最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」に出場できる60位も軽々とクリア。“一発逆転”となった。
また、ツアーメンバーでの優勝により2027年、28年の出場資格を獲得。カテゴリー4に入ることができ、2年シードを得る形となった。
