高校1年間と大学4年間を米国で過ごした谷田侑里香(たにだ・ゆりか)は、米女子下部にあたるエプソン・ツアーを主戦場とするプロゴルファーだ。今季で3年目を迎えるツアー生活で目指すは、長年夢見てきたLPGAツアー参戦。その姿を追う。
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みなさん、こんにちは! 私は今、今週の試合(18~20日、マーフィー・USA・エルドラド・シュートアウト)の会場があるアーカンソー州にいて、体調を整えることを最優先に、調整を進めています。
というのも…先週は私のゴルフ人生でトップ3に入るほどのきつい試合でした。アラバマ州で開催された大会(ガーディアン選手権)だったのですが、初日から大雨や雷が発生して、スタートに遅れが出たり、中断を挟んだりと、とにかく“ドタバタ”でした。
私は初日が午前8時17分スタートだったのですが、ホールアウトして車に戻った時には午後7時を過ぎていました。2日目は、もともと午後組ではあったのですが、サスペンデッドの影響もあり開始時間は午後4時47分…。結局その日は、8ホールのみのプレーになりました。
そうなると3日目は早朝からの長丁場になります。まず9番から第2ラウンドの残りを回って予選は通過したのですが、組み合わせの兼ね合いもあり第2ラウンドから第3ラウンド開始までの時間は15分のみ。休憩をとる暇もありませんでした。結局、その第3ラウンドも17ホールを消化した時点でサスペンデッドになったため、月曜日は残り1ホールをプレーするために、午前4時30分に起きて、午前7時からのラウンドに臨みました。
本当に“なにも記憶がない”と言っても過言ではないくらいの、目まぐるしい4日間でした。暑いな~と思ったら、いきなり大雨になったり…。日曜日は当初、晴れ予報が出ていたのですが、急にどしゃ降りになり、あれにはビックリ。もともと暑かったため、私はラウンド間で着替えをするために予備のウェアを用意していたのですが、ウェアを1着しか持ってこなかった選手たちは、ドライヤーを使ってロッカーで大慌てで乾かしたりと、本当に大変そうでした。さらに…1ホールだけ回った月曜日は、試合を終えるとアーカンソーへの移動のため、7時間のドライブへ。さすがに、くたびれました(笑)。
プレーできるのか、このまま待ち続けるのか。こういう先が見えない状況は、やはりつらいですね。そのなかでもオン・オフの切り替えはしっかりしていこうと考え、いつでも出られるように食事を摂ったり、体のケアをしたり準備をしながら過ごしていました。ただ、集中力をずっと維持するのは厳しいため、他の選手たちとテレビで流れていたソルハイムカップ(女子ゴルフの米欧対抗戦)を見ながら、リラックスする時間を作ることもできました。
大変な試合ではあったのですが、手応えも感じられる4日間になりました。このコースは、去年、打ちのめされていて、いい思い出がない場所だったんです(1年前は「77」、「74」で予選落ち、今年は49位)。距離も長い(6663ヤード)ですし、芝も独特。難しいコースという記憶ばかりが残っていました。ただ今年は厳しい場面をパーで切り抜けたり、バーディも獲れました。去年はパターで苦しみましたが、今年はパターが助けてくれました。ベストを尽くし、決勝に進めたことは素直にうれしいことです。
プレー面でも全体的にそんな“成長”を感じることができました。アイアンの距離感もよく、セカンドショットは安定していましたし、たとえラフからのショットが残っていても、パターの感触もよかったので、「グリーンに乗れば、いいパフォーマンスができる」と思え、焦ることもありませんでした。初日は、中断直後のホールが去年メタメタにされた(前半)17番パー5でダブルボギー、さらに18番でボギーを叩いて“うわ~っ”という感じだったのですが、しっかり切り替え、後半のフロントナインで3つバーディを奪ってイーブンに戻せたことも成長を感じます。
運転を終えアーカンソーに到着した月曜日は、試合の興奮もあったのかうまく眠れませんでした。ただ今週はプロアマが2日間ある影響で、練習ラウンドに制限があり、バックナインを回れるのは火曜日の早朝のみだったので、ほぼ寝ずの状態で9ホールを回ってきました。さらに練習を少し軽めにしようと思ったのですが、パターのグリップがほつれ、その調整のためグリップを替えて、試して…を繰り返していたら、3時間ほど経過していました(笑)。
このコースは去年、一昨年も回っているため、とにかく体のリカバリーを考えながら、試合に臨もうと思っています。プレーが始まれば、クタクタなんて言ってられません! 今週も全力でプレーしていくので、みなさん、応援をよろしくお願いいたします。
