<ホンダLPGAタイランド 事前情報◇17日◇サイアムCC オールドC(タイ)◇6649ヤード・パー72>
米ツアー2年目のシーズンを迎えた20歳の馬場咲希。今年1月に“はたちの集い”に出席し、大人としての節目を迎えた。昨季はポイントランキング80位に入り、今季の出場カテゴリー1(フルシード)を獲得。今大会で新シーズンの幕を開ける。
はたちの集いでは、黒と金を基調とした振り袖姿を披露。「知り合いの方からいただいたんですけど、すごく素敵な着物を貸してもらえて、写真を見たらいい感じで、すごくいい思い出になりました」と笑顔で振り返る。着物を着たのは「七五三ぶり」といい、特別な一日は心に残るものとなった。
12月はスポンサーへのあいさつ回りもあり、「練習は月の半分ぐらい」だったが、はたちの集いを終えると数日後にはタイで合宿を実施。本格的に開幕戦への準備を進めた。さらに先週火曜日から現地入りし、調整を重ねている。「1月に入ってからはしっかり、ここに来てからもずっとやっていたので、だいぶ良くなったところはあります」と状態は上向きだ。
このオフは「ヘッドスピードなどが上がった」と成長も実感。それに合わせてクラブも見直した。昨年11月に使用していたブリヂストンの『B3 MAX』(ロフト9.5度)は高弾道でやさしいモデルだったが、「(ボールが)上に上がってしまう」ことから、スピンを抑えられる『BX1 LS』(ロフト9度)に変更。シャフトもフジクラの24ベンタスブルーから三菱ケミカルのディアマナWBへとスイッチした。
新たな武器を投入して迎える今季。「去年よりも優勝争いをもっと増やしたいていうのが1番にあって、去年はトップ10に入った試合とかも優勝争いとていうわけではなくて、最終日に伸ばして、トップ10とかだった。3日目に優勝を狙える位置で終わって、4日目に1位を狙えるところで戦いたいので、そういう経験ができたらいいなと思います」と、初優勝へ向けて、まずは上位で戦う機会を増やすことを目標に掲げる。
昨季はトップ10入りが4回あったが、本格的な優勝争いは少なかった。「今までやっていたフィールドよりもすごく難しいところにいるので、優勝というのが去年はすごく遠いものに感じてしまったというのがあった。今年はそれをもっと自分が優勝できるという自信を持って戦いたいので、そういう位置でプレーができれば、そういう気持ちも出てくるかなと思いました」。
米ツアー2年目。勝つことをより強く意識しながら挑むシーズン。予選落ちのない4日間で手応えをつかみ、好スタートを切りたい。(文・高木彩音)

