ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

米国女子ゴルフ LPGAツアー日本公式

Japan official Website 日本人女子が多数活躍中!

126位→7位…これぞ“シブコ劇場”! 渋野日向子が「大下克上」で盛り上げたアリゾナでの4日間【米女子23年名勝負】

今年の米国女子ツアーは、1月にフロリダ州で2試合行われた“開幕シリーズ”を終え、ここからタイ、シンガポール、中国でのアジア3連戦に入る。ますますの盛り上がりを見せるであろう戦いの前に、昨シーズンの名勝負を振り返りたい。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年2月16日 12時03分

今季はこの時のような「大下克上」を目指すシーズンになる
今季はこの時のような「大下克上」を目指すシーズンになる (撮影:ALBA)

米国女子ツアーはタイ決戦を皮切りに、いよいよ2024年シーズンが本格的にスタートする。畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子らに加え、稲見萌寧、西郷真央、吉田優利も参戦。ますますの盛り上がりが期待されるが、その前に昨年の名勝負を振り返りたい。今回は「LPGAドライブオン選手権」。

渋野日向子が2024年初披露した“最新スイング”【動画】



初めて米国ツアーのシード選手としてシーズンに入った渋野日向子が、優勝を意識する戦いを繰り広げたのが3月のアリゾナ州だった。初日こそ「74」の126位と出遅れながら、2日目に日米通じての自己ベストタイとなる「64」を記録。「めちゃくちゃうれしい。日本と同じですけど、難しさはアメリカのほうが勝ってるから、すごく価値がある」と笑みもこぼれる。

改善されたのがパッティング。初日は左へ引っかけてしまうミスヒットが目立ち、グリーン上でブレーキがかかってしまったが、一夜明けると今度はそこがスコアメイクのカギになった。アドレスでパターを「若干つる感じ」というイメージで臨むと、それが見事にはまった。

3日目もこの“つり作戦”が当たり、自身初めてとなるバックナイン全ホール1パットを達成。これには「ぜんぶ“1”ってはじめて」と、驚きを隠せない。結果的に「65」と2日続けてビッグスコアをたたき出し、順位も32位から7位にアップ。首位と3打差で最終日に入った。

結果的に7位のまま4日間を終えることになったが、初日の低迷からの大カムバックという“シブコ劇場”が、遠く離れた日本を大きく盛り上げた。本人も「初日の位置から考えたら大下克上ですよ。(感覚として優勝争いは)全英以来かな」と語るなど、充実感をにじませた。

ただ昨季はシーズン通じてこの試合が唯一のトップ10入りとなり、シードも喪失。「落ちるところまで落ちた」と、歯を食いしばる一年になった。2024年はそんな苦境からの、見事な“バウンスバック”にも期待したいところだ。

ちなみにこの大会は、笹生優花がアルバトロスを達成したり、古江彩佳が最終日の「65」で一気に優勝戦線をにぎわすなど日本勢の話題が際立った。残念ながら今年はその舞台となったスーパースティション・マウンテンGCでの試合はないが、ひとつでも多くの明るいニュースを海の向こうから届けてもらいたい。

関連記事

読まれています

LPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト