高校1年間と大学4年間を米国で過ごした谷田侑里香(たにだ・ゆりか)は、米女子下部にあたるエプソン・ツアーを主戦場とするプロゴルファーだ。今季で3年目を迎えるツアー生活で目指すは、長年夢見てきたLPGAツアー参戦。その姿を追う。
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みなさん、こんにちは! 先週まで行われていたミシガン州での3連戦を終え、私は今、次の試合(10~12日、フォー・ウインズ招待)が開催されるインディアナ州にいます。
日曜日(6月28日)に試合を終え、月曜日には、一緒に2週間を過ごしてくれた母を空港まで送り、その後は大学時代にお世話になっていたホストファミリーの自宅を訪れ、そこから2泊させていただきました。元々、大学のゴルフ部をサポートしてくださっていたご家族で、私は2018年に初めてお会いしてから、ずっとお世話になってきた方たちです。娘さんご夫婦なども集まり、子どもたちもたくさんいる時間は、まさに癒し。その娘さんの旦那さんとゴルフをご一緒したり、ミシガン生活を締めくくるにふさわしい、楽しい“お泊り”になりました。
大学時代(ミシガン州立大)を過ごしたミシガンでの1カ月間は、改めていろいろな方々への感謝の思いを強くする時間にもなりました。3連戦の最後にキャディをしてくれた男性は、ツアー1年目からバッグを担いでもらっているのですが、今年はそのご家族も会場に足を運び、試合を見に来てくれたのです。
アメリカでのツアー生活を1人で生きていくのは、とても厳しいこと。高校時代に単身アメリカに渡り、こちらでは9年ほど生活していますが、その間にいろいろな出会いがあり、一から作り上げたみなさんとの関係が、今も続いているというのはありがたいし、恵まれているなと感じます。そして、そのみなさんに応援してもらっているのも、うれしいことだななんて、しみじみ。“縁”に恵まれたアメリカ生活です。
そんな先週はゴルフ面でも、“ここからいい流れでいけるのでは”という実感を覚えることができる週でした。2試合前は、決勝まで1打足らずに予選落ち。それが悔しくて、決勝が行われた日曜日は、丸一日練習に充てました。変えたのはスイングの感覚。それをずっと試し、臨んだのが先週の試合でした。2日目に「66」を記録することができたのですが、1週間かけて作ってきたものが結果に現れたのは、希望の光ではないですけど、“この感じでいけるのではないか”と思わせてくれる、そんな一日になりました。
ここまで3試合連続で予選落ちをし、正直な気持ちはつらかったです。1年前もこの時期にすごく苦しんでいたことを思い出し、その時の記憶がフラッシュバックするような感覚にもなりました。でも、ずっと「大丈夫。ここから頑張ろう!」と励ましてくれたのが母。一緒に居てくれて、大きな力になったなと強く感じています。そして、そのなかでの6アンダーは、大きな価値がありました。
今週も、力強い味方が私を支えてくれます。去年もこの大会でキャディを務めてくれた、大学時代のチームメートのケーティーです。私が大学1年生の時、ケーティーは4年生という間柄。そして彼女がいたことが、私がミシガン州立大への入学を決めた大きな理由になっている“特別な存在”でもあります。木曜日には彼女の家に到着し、今は一緒に過ごすことができています。
アメリカ独立記念日の今週土曜日(4日)は、彼女の実家に行き、ご家族のみなさんとも過ごすことができます。大学時代、日本に帰れるのは年に1回でした。そんな私を、当時、記念日などには家に招待してくれ、娘のようにかわいがってくれたのがケーティーのご家族なのです。私にとっても大事な“家族”。今週も素敵な時間を過ごすことができます。
いよいよ日本のプロテストも迫ってきました(※谷田は昨年、最終まで進んだため2次予選から参加)。一時、日本に戻る期間もあるため、今週のインディアナ州から8月のテネシー州までの4試合は、私にとっては終盤戦の出場権もかかる“勝負所”になります。日本での結果はもちろん重要ですが、私にとってアメリカでプレーすることもとても大事なこと。不安な時期も過ごしてきましたが、今は“やるしかない”と思って目の前のプレーに集中するのみです。心強い“相棒”とともに頑張ってきますので、ぜひとも応援をよろしくお願いいたします。
