高校1年間と大学4年間を米国で過ごした谷田侑里香(たにだ・ゆりか)は、米女子下部にあたるエプソン・ツアーを主戦場とするプロゴルファーだ。今季で3年目を迎えるツアー生活で目指すは、長年夢見てきたLPGAツアー参戦。その姿を追う。
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みなさん、こんにちは! 今週は、「アイランド・リゾート選手権」(26~28日)が行われるハリスという街を目指し、先週の滞在先から車で3時間半ほど北上してきました。ミシガン州での3連戦もここが最後。その締めくくりの地は、私が通っていたミシガン州立大や、デトロイト空港から6時間ほどかかる遠方の地です。それでも車中は、先週から来てくれている母とずっと話をしていて、ちょっぴり長めのドライブも楽しい時間になりました。
ただ先週は、カットラインに1打及ばず予選落ちしてしまいました。ショットの調子が全体的に良くないというのが現状で、一日いい日があっても次の日になると…といった感じでバラつきが大きいです。今週は月曜日からコースに入り、その日は18ホール、火曜日と水曜日は9ホールずつを回りましたが、打撃練習場でもじっくり時間をかけて、スイングの見直しをしています。
2週前に荒れたティショットは少し改善されましたが、アイアンショットが目下の悩みです。左右どちらのミスも出てしまい、フェアウェイからもグリーンに乗せられないというのが先週でした(パーオン率は2日間で55.6%)。これではどうしてもゴルフが難しくなってしまいます。引き続きの課題ではありますが、テークバックが大きくなり、オーバースイング気味になってしまっているスイングを、より再現性の高いものにするため、毎日いろいろと考え、試行錯誤していくしかないですね。
スイングのことを考えるのは練習中のみで、試合に入ったら意識しないように心がけてはいます。常に修正を繰り返しながらシーズンを過ごすことにはなりますが、やはり試合をしながらの調整を結果にもつなげるのは難しいこと。それでも他の選手もみんな同じように、いろいろと試しながらスコアも出せるようにと取り組んでいるはず。先週の2ラウンドの結果だけに左右されずに、目的に向かって淡々と進んでいければと考えています。
さて、今週は昨年、一昨年もプレーしている、よく知っているコースです。フェアウェイは広く、グリーンも大きいため、セカンドショットをどれだけ寄せられるかがカギ。どこに何があるかなど、だいたいのことは頭に入っているので、マネジメント面での問題はなさそうです。
実は、この大会は私にとって、とても思い入れの強い大会なんです。大学2年生も終わりに近づいていた2019年に、推薦で出場させていただきました。この試合が私にとって初めて出場したプロのトーナメントでもあります。それだけでも印象深いのですが、さらに2日目の15番ホールで、ホールインワンも達成しているんです! ここにはホールインワン賞として車がかけられていて、それをいただくこともできました。『マツダ』の車で、これが私の大学時代の愛車にもなったんです。
本当にビックリするできごとでした。アイランドグリーンのパー3なのですが、決まった瞬間に、組のみんなで『ワーーーッ!』って声にならない声をあげたこと、その直後の16番はティショットからフワフワしていたことなど、当時のことは鮮明に覚えています。この時は、15番より前のパー3で“あと2ミリくらいで入る”というショットもあったんです。その時は「惜し~い」なんて悔しがっていましたが、まさか同じ日に車がかけられているホールでホールインワンを達成するなんて思ってもみませんでした。
そんなこともあって、ここはとても好きな大会のひとつになっています。残念ながら、今では車が賞品では無くなってしまいました。どうやら私が最初で最後の車獲得者だったらしいです。ちなみに私はこれまで4回ホールインワンを達成していて、それはすべてアメリカの試合で決めています。今はアイアンショットの調子が…ということもあり、アイランドグリーンはより難しさも感じますが、現在はそこにホールインワン賞として賞金がかけられているので…頑張って狙います!(笑)
“第二の故郷”ミシガンでの連戦も、これが最後。緑が美しく、目の前に広がるミシガン湖を見ると今でも安心します。大学時代の監督やコーチ、仲間との再会もあり、さらには母とも2週間を一緒に過ごすことができました。先々週に引き続き、先週も車で4時間以上かけ、会場に応援に来てくださった方もいました。そういったすべての支えが力になっています。
今週はしっかりとパーオン率を上げて、チャンスを増やすことができればと思っています。今は大きくジャンプする前のしゃがんでいる時期。そう信じて、一生懸命プレーする姿勢は変わりませんので、ぜひとも応援をよろしくお願いします!
