「リンクスみたいです。グリーンは硬いけど小さいし、そんなに低い球も打てないし、どうしたらいいかわからない(笑)」とぼやき節の笹生。それに対し片平は「外してもアプローチでセーブ」と答えれば、「乗らない前提で話しているじゃないですか(笑)」と仲良く会話が進む。そんな会話をしながら不安を取り除いているのもほほ笑ましい。
その後も片平が笹生のショットを見ながら、楽しげな会話は続く。片平が送ったひと言を試すなど、笹生にとってはそんな時間も新たな発見とリラックスムードをつくるひとつの時間。その後はプロアマで9ホールの調整。ショットの面では、心配など無用の豪快さを披露した。さあ、初日はどんな結末になるか。まだまだ成長途中の笹生は“楽しんで”初日を迎えることになる。(文・高桑均)

