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18ホール練ランに1時間30分の特打ちも敢行! 渋野日向子が「距離感合わせ」を意識する一日に

18ホール練ランに1時間30分の特打ちも敢行! 渋野日向子が「距離感合わせ」を意識する一日に

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年9月14日 16時00分

ポートランドクラシック 事前情報 13日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478ヤード・パー72>

真新しいアイアンを、納得いくまで何度も繰り返して振る。開幕2日前の渋野日向子は、予選落ちを喫した先々週、そして先週にも課題として挙げた「アイアンの縦距離の感覚」をつかむことに多くの時間をかけた。上位で戦うため、多くのチャンスを作るための道を整える。

念入りにアプローチの調整を行うシブコ【写真】

前日の月曜日に18ホールのプロアマと練習を行い、ここで多くの時間をシートパットやアプローチに割いた渋野。翌13日は、やはり18ホールを回った練習ラウンドで、何度もセカンドショット以降の距離の確認を行った。午前11時45分頃にコースへ姿を見せると、そのまま1番からコースへ。一人のラウンドとあって、プロアマの時よりも自由に使えるフェアウェイやラフから、ひたすらピンを狙うことを意識したショットが繰り出された。

パー3のティショットや、パー4のセカンド地点など、アイアンを握るシチュエーションでは、毎回と言っていいほど弾道計測器を取り出し、“感覚”と“数値”のすり合わせ作業を行う。また前半の5番パー5の3打目地点からは、グリーン上のピンが切られそうな位置にマネージャーを立たせ、そこに向けてウェッジショットを連発。『35ヤード』、『45ヤード』など距離の指示が出され、それに合わせて打つ、という練習も繰り返される。

これと併せて、グリーン周りからのアプローチも入念にチェック。短い番手でショットを打つ姿、そしてショートゲームに打ち込む姿が印象に残る一日だった。さらに最終18番を終えるとすぐに練習場に直行。午後4時30分頃から午後6時前まで、1時間30分ほどみっちりと“居残り”のショット練習にも励んだ。この時も弾道計測器をかたわらに置き、80%がアイアンの練習に費やされた。時に納得のいかない表情も浮かべながら、課題克服を急いだ。

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