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「ショックでした」渋野日向子が同一ホールで2日連続同じミスに落胆

「ショックでした」渋野日向子が同一ホールで2日連続同じミスに落胆

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2022年7月30日 09時30分

トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン 2日目◇29日◇ダンドナルドリンクス(スコットランド)◇6494ヤード・パー72>

欧州連戦は2試合連続で予選落ち。次週に控える「AIG女子オープン」(全英)に向けて、いい波を作れずに2日間が終わってしまった。

予選ラウンド2日間を終えた渋野日向子のインタビューが届きました【動画】

出だしの10番で3パットボギー。パーパットは“お先”の距離だったが、これを外すと1日を通してボールが気持ちよくカップに沈まない。その後は2バーディで盛り返し前半を終えてひとつスコアを伸ばしたが、折り返した直後の1番でまたしても“お先”を外し、続く2番では飛距離が出ていたティショットを生かせず初日と同じく2打目を左に外す。「同じホールで同じミスをしたのがショックも大きかった」。ここもボギーとすると、続く3番パー5では2打目を右のブッシュに打ち込みロスト。ダブルボギーとした時点で、予選通過が厳しくなった。

「打ち切れていないところが多く、気持ち悪かった」と悔やむ1日。最後は意地のバーディ締めと見せたが、表情は曇るばかり。手ごたえあるショットを放ちながらも、セカンドの精度、グリーン周り、グリーン上の出来には大いに課題が残った。グリーンを外せばアプローチのキャリーとランの組み合わせに苦戦。微妙な距離が残るパ−パットもなかなか決まらない。バーディチャンスにつけても、ミスヒットの感覚が頭をよぎる。前半とは別人のようなプレーのなかで、渋野はもがいていた。

「パー5でスコアを落としてしまったのが、結構ショックが大きかった」とこの2年間で課題としているパー5でのバーディはこの日ゼロ。後半は3つスコアを落とす結果に肩を落とす。バーディを決めたいホールでスコアを落とせば、気持ちも一気に暗くなる。暗転する流れを食い止められない。

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