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一夜にして国民的ヒロインになった1年前 帰国直後の“渋野日向子フィーバー”の過熱ぶり 

一夜にして国民的ヒロインになった1年前 帰国直後の“渋野日向子フィーバー”の過熱ぶり 

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年8月20日 19時53分

昨年の8月6日。約300人のファンとともに、こちらも大挙押し寄せた報道陣の一人として、私は羽田空港で渋野日向子の到着を待ち構えていた。「全英AIG女子オープン」を制し、日本に凱旋帰国した日だ。見送りもいないなか、7月25日にひっそりと出国した当時20歳の若者は、わずか2週間後に国民的ヒロインとして、たくさんの人々に出迎えられる立場になった。

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帰国後すぐに、空港内にあった一室で記者会見が開かれ、ここが日本で公に第一声を発する場所となった。ズラリと並ぶ記者やカメラの前に、ゴルフウェアに着替えた渋野が優勝トロフィーを片手に登場。「このたび、全英女子オープンで42年ぶりに日本人メジャー優勝を達成することができました。緊張していて何をしゃべっていいか分からないですけど、うれしいです」と、少しはにかみながら、照れた様子でこう挨拶した。

そこからは優勝直前の心境や、世界を魅了した“笑顔”のこと、またソフトボールの話題や、米国ツアー参戦の意思確認など様々な質問が記者から飛んだ。「(スマイリング・シンデレラで)知ってもらえたのはうれしい。…でも言い過ぎですよね(笑)」など、時に大きく笑いながら話す姿はそれまでとなんら変わらない。ただ取り巻く環境は、大きく変化した。

この年の5月に行われた国内公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」でツアー初優勝を挙げると、7月の「資生堂 アネッサ レディス」ですぐさま2勝目を手にした。ゴルフ界では十分な知名度を誇っていたが、この海外での大偉業によって普段ゴルフに興味がない人にまで、その名が知られるようになった。全英優勝直後には「もう少し目立たないようにプレーをしている予定でした」と話していたが、もはや世間がそれを許さない状況となった。

帰国会見の後も、分刻みのスケジュールを送った。ゴルファーとして初めて日本記者クラブでの会見に臨み、夜にはテレビ出演をこなす。さらに「海外での試合の後はどういう感覚になるかを知りたかった」と、その週に行われる「北海道meijiカップ」への出場も決めていたこともあり、翌日には北海道へ。大きな注目を集めるなか、日英を股にかける連戦に挑んだ。

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