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河本結が米デビュー戦でいきなりのトップ10入り! ギャラリーを沸かすスーパーショットに「自分の存在を知って欲しい!」

河本結が米デビュー戦でいきなりのトップ10入り! ギャラリーを沸かすスーパーショットに「自分の存在を知って欲しい!」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年1月27日 09時53分

ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ 最終日◇26日◇ボカ・リオGC(フロリダ州)◇6701ヤード・パー72>

赤いリボンで結われたポニーテールが、この日も心地よさそうにコースで揺れた。今大会が米ツアーデビュー戦となった河本結は、最終日も3つスコアを伸ばし、トータル9アンダーの8位タイフィニッシュ。米初陣で目標としていたトップ10入りを果たした。

米国でリボンを揺らす河本【大会フォト】

「楽しかったですし、充実してプレーすることができました」。ラウンド後の河本は、清々しい表情で4日間のゴルフを振り返った。前日に「目指せ6アンダー!」と意気込んだラウンドは、1番でカラーから9mのバーディパットをねじ込みスタートした。さらに1つ伸ばして迎えた17番パー3。ここで“Yui Kawamoto”の名を、米国のギャラリーに印象付けた。

二段グリーンで、右に大きな池が待ち構えるこのパー3のこの日のピン位置は上段グリーンの右端。河本も「最初どこに切られているのか分からなかった」と驚くほどで、少しミスが出れば、池へ直行というシビアな位置に切られていた。さらに、ここにはティに観戦席が用意され、多くのギャラリーが見守るホールにもなっている。この状況で河本は燃えた。

「自分を奮い立たせました」と放ったショットは、ピン奥3.5mの位置に着弾。勇気を出してピンを狙った。これを沈めバーディを獲ると、大歓声をあげるギャラリーに手を振って応える。「あそこはギャラリーを沸かせたかった。自分の存在を知って欲しい」。魅せるゴルフを信条とする河本らしい1打だった。

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