それらの“もっと上を目指す必要がある”ことが、比嘉をワクワクさせる。「まだまだ学ぶことが多くて、クリアしなければいけないことがたくさんある。視野が広がったと思うし、より一層ゴルフというスポーツを楽しいと思えた」。だから、決勝ラウンドに進めなくても充実した表情を見せたのだった。
現時点で今季の海外女子メジャー「全米女子オープン」、「全英AIG女子オープン」への出場資格を持つ比嘉。この2つのメジャーはすでに出場を決めているが、今後残り2つ「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」、「エビアン選手権」も出られるのであれば参戦する構え。
「メジャーに出られるチャンスがあれば出たいですね。出場することでゴルファーとして、人として成長できることがたくさんあります。それらを身につけてメジャーの優勝者としてふさわしい人間になりたい。機会があれば色々な試合にトライしていきたいと思う」。
その先に見据えるは2020年の夏。「来年はオリンピックがあるので、出場するためにもチャレンジしていこうと思います」。そのためにも、まずは来週の「スタジオアリス女子オープン」から始まる日本ツアー、そして5月30日から始まる「全米女子オープン」と結果を残していきたいところだ。
「今週で感じたものは、来週からの日本ツアーにとても大きな意味を持ちます。結果以上のことを次週以降につなげていきたい。次のメジャーまで忘れずに過ごすことができたら、すごくいい週になると思います」。最後まで出る前向きな言葉が“来て良かった”という気持ちを物語っていた。(文・秋田義和)
