いまさら聞けない！　ミッションヒルズCCってどんなコース？

＜ANAインスピレーション 事前情報◇2日◇ミッションヒルズCC（米国カリフォルニア州）◇6763ヤード・パー72＞

現地時間4月4日（木）に開幕する「ANAインスピレーション」。今大会は1年に5回開催される海外女子メジャーのうち、「エビアン選手権」と同じく毎年同じコースで行われる。そのミッションヒルズCCダイナ・ショアコースの特徴を改めて確認しておきたい。

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米国のゴルフ場メッカといえばパームスプリングス。その隣にあるランチョ・ミラージュに位置するのが、ミッションヒルズカントリークラブだ。

舞台となるダイナ・ショアコースは1970年、デズモンド・ミュアヘッドの手により誕生。ミュアヘッドといえば、日本屈指の難コースである栃木県のニューセントアンドリュースゴルフクラブジャパンのニューコースをジャック・ニクラウスと組んで作った「鬼才」と呼ばれる設計家である。その後、アーノルド・パーマーコース（1978年）、ピート・ダイコース（1988年）が完成し、3つのチャンピオンコースを擁する全米屈指のゴルフ場となった。

緑に囲まれたフラットで美しいコースで、要所に池やハザードが絡み、難易度を高めている。また、今大会のセッティングの6738ヤードでも分かるように、総距離が長く“飛ばし屋が有利”と言われることも多い。とは言っても、空気が乾燥していてボールは日本よりも飛びやすい。今大会で解説を務める岡本綾子は「私がプレーした時は普段より1クラブ半ほど飛ぶ時がありました」と語っている。