「3アップまでいってもったいなかったですけど、お互いにいいプレーがたくさん出てきていますし、第3ラウンドはバーディもたくさん獲れています。バーディで分けというホールもあった。勝ちたいという気持ちが強いので、頑張ります」と気合を込める比嘉。
「第3ラウンドはいい流れで入って、終盤は向こうに流れがいってしまって、悪くなったところで中断だったので、私としては一呼吸置ける。あしたが楽しみです」と成田もこのまま引き下がるつもりなどない。
日本ツアーが誇るアグレッシブの申し子と言っても過言ではない2人。波に乗れば、米国を代表する2人だろうが、負ける気はしない。「マッチプレーでは1ダウンはすぐに取り返せる」と比嘉。「あしたはすぐにひっくり返すくらいの気持ちで頑張ります」と、成田の表情もリベンジに燃えている。
2連敗で臨んだ3戦目で、世界を相手に真っ向勝負を挑んでいる成田・比嘉ペア。グループ上位2位に入るには勝利が必須条件とみられるため、残りの6ホールで、米国撃破をなんとしてでも果たす。(文・高桑均)
