今年で56回目と、シニアツアーの中で一番長い歴史をもつ大会「日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ」が5日(木)、茨城県のサミットゴルフクラブを舞台に開幕する。
【スイング写真】“シニアの絶対王者”プラヤド・マークセン ドライバーショット
昨年大会はタイの鉄人プラヤド・マークセンがトータル20アンダー、2位に8打差をつけぶっちぎりで優勝。シニアデビュー年には6,227万円の史上最高額を稼ぎ出し賞金王となったが、今季も9月のメジャー「日本シニアオープン」を制するなどすでに3勝し、5,288万円を稼ぎ出している。2位とは2,000万円差、賞金ランキングでも独走状態でトップを走りながら、この大会を迎えた。
シニアオープン後はレギュラーツアーの「ダイヤモンドカップ」に出場して予選落ち。その翌週は台湾で行われたアジアンツアー「マーキュリー台湾マスターズ」に参戦し、「本来の調子が出せず、パッティングに苦しみました」と思うようなプレーができなかったものの予選を突破、29位タイでフィニッシュした。
そして、台湾から日本に戻り調整してきたが、「1日1日、心身ともに良くなってきているのを感じます」と調子を上げてきているという。「今週も優勝を狙います。いいゲームマネジメントができそうです」と、連覇&今季2つ目のメジャータイトル奪取に自信をみせた。