昨年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に出場した藤田、宮本に30年近く頼りにされる芹澤自身は「プレーヤーであること」にこだわりを持っている。「自分がプレーできなくなっても教えることはできるとは思う。でも自分がプレーしていた方が、試合の流れとか、マネジメントとか、精神的なことを教えられる。僕はティーチングプロではないので、スイングだけ教えるのとは違います」。それが『チームセリザワ』のメンバーが長く活躍できる理由なのかもしれない。
芹澤は、女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で西山ゆかりのバッグを担ぐ予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となった。出演を予定していたスポンサー関連のイベントもすべてなくなった。そんな状況だが、「逆にここで合宿する日数が増えた」と笑う芹澤。3月下旬には、今季のシニアツアー予選会に挑む。
