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痛恨のロスト2回…1ホール『+5』の蝉川泰果 「明日は自分の後悔がないゴルフをしたい」

蝉川泰果は12番パー4で痛恨の『9』を叩き、出遅れた。

所属 ALBA Net編集部
神吉孝昌 / Takamasa Kanki

配信日時:2023年8月3日 16時11分

蝉川泰果はひとホールで大たたきも7バーディでイーブンパーの滑り出し
蝉川泰果はひとホールで大たたきも7バーディでイーブンパーの滑り出し (撮影:ALBA)

<横浜ミナトChampionship ~Fujiki Centennial~ 初日◇3日◇横浜カントリークラブ(神奈川県)◇7231ヤード・パー71>

先週の「日本プロゴルフ選手権」で2位タイに入った蝉川泰果。しかし、この日は12番パー4で『+5』をたたいてしまい、初日はイーブンパーで終えた。順位的には予選通過圏内だが、悔やまれる一日となった。

蝉川泰果のドライバースイングを後ろからみて分かったこと【連続写真】

痛恨の12番だった。1打目を右サイドのブッシュに打ち込み、ボールはロスト。打ち直しの3打目もブッシュまでギリギリのところに止まった。そこから冷静に立て直したかったが、4打目もグリーンサイドのブッシュに入れてしまい、再びボールをロストしてしまった。結局、7オン2パットでこのホールを「9」。そこまで4バーディ、ボギーなしだっただけにもったいないホールになってしまった。「11番とかタフなホールでやるのはまだしも、簡単なホールでやってしまったので。明日は絶対にやらないように、パー以上で回れるようにできればいいと思う」と挽回を誓う。

1ホール「+5」は過去に記憶がないという蝉川。それでもこの日、7個のバーディを奪うなど、自身の調子は悪くないと話す。「今日はショートゲーム、100ヤード以内のアプローチがすごく良かったので、それほど悲観はしていない。パッティングもパターを変えてフィーリングが良くなってきているので、いいイメージで打てているのかなと思います」と今週から新調したノーメッキのパターに手ごたえを口にする。

5月の「関西オープン」でプロ初勝利を挙げて以降、勝ちきれない日々が続く。それでも「今まででやってきたことがだんだんできるようになってきて、自分らしくプレーをすることができるようになってきた。先週2位に入って、今週優勝するという気持ちは高いものがあるが、予選を通過することがすごく大事なので、明日は自分の後悔がないゴルフをしたい」。まずは2日目から挽回を目指す。(文・神吉孝昌)

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