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かつての天才少女が5年ぶり予選通過 ゴルフから離れた時期も「もう一度、頑張りたい」

かつての“天才少女”は今…。髙橋恵が、2021年以来となるレギュラーツアーで決勝進出を果たした。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2026年3月29日 08時46分

かつて“天才少女”と言われた髙橋恵の今
かつて“天才少女”と言われた髙橋恵の今 (撮影:上山敬太)

<アクサレディス宮崎 2日目◇28日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6539ヤード・パー72>

かつての天才少女が、5年ぶりに予選通過を果たした。29歳・高橋恵が初日「70」、2日目「73」で回り、トータル1アンダー・43位につけた。2021年7月「大東建託・いい部屋ネットレディス」以来の決勝進出に、「え! そうなんだ…」と驚きを隠せない。

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13歳だった2010年、佐久長聖中2年時に下部ステップ・アップ・ツアー「ANAプリンセスカップ」で史上初のアマステップVを達成した。“元祖天才少女”金田久美子らをプレーオフで破っての快挙。一躍、その名をとどろかせた。16年にはプロテストに合格。だが、その後は思うような結果を残せず、苦しい時間が続いていた。

24年はレギュラー、ステップともに出場ゼロ。「ウェイティング(現地待機)をしていたらステップに出られたかもしれないけれど、試合に前向きになれなくて」。一度立ち止まり、自身を見つめ直す時間をつくった。練習とラウンドは最小限。それでもツアーの速報には目を通し続けた。「もう一度、頑張りたい」。その想いが、再び背中を押した。

昨年12月のファイナルQTで24位に入り、今季前半戦の出場権を獲得した。レギュラーツアーへの本格参戦は、18年以来8年ぶり。「いまは若い子たちがどういうプレーをするんだろうとかが気になります。悔しいという気持ちはなくなりました。一生懸命頑張っても、いまの自分は“ここ”。まだまだ頑張らないといけないですね」と、精神的にも成熟期を迎えている。

カットライン上で迎えた2日目の最終18番。3メートルのバーディパットが入らず天を仰いだが、「2パットでもいいやという気持ちがどこかにありました。後半は手汗ですよ(笑)」と、まずは予選通過を決めた安どで胸がいっぱいになった。今季3試合目にして初めての予選通過。「こんなにきついのか…」と苦笑いを浮かべたが、まずは確かな一歩を踏み出した。

「コンスタントに予選を通過して、そのあと上位争いをしたいです。苦しいけれど、幸せだなと思います」。今年30歳を迎えるベテランが、ゆっくりとそのブランクを埋めていく、(文・笠井あかり)

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