16日、都内ホテルで「JLPGAアワード2025」が開催された。日本女子ゴルフ界の発展への貢献に対して、樋口久子に『JLPGA特別功労賞』が贈られた。
1967年11月1日に1期生としてJLPGAに入会。米ツアーにも参戦するなど、常に日本勢女子選手の先駆者として活躍してきた。国内69勝、海外3勝の計72勝を誇り、77年には日本勢として初の海外メジャー優勝(全米女子プロ)を遂げた。
2003年に世界ゴルフ殿堂入り。紫綬紋章の受章、国際女子スポーツ殿堂入り、日本プロゴルフ殿堂入り、文化功労者顕彰など、これまで数多くの表彰を受けている。
現役引退後はJLPGAの会長や相談役を長年務め、若手の育成や女子ゴルフの普及と発展に尽力。選手として、また協会のリーダーとしても、日本女子ゴルフの地位向上に多大な影響を与えた“レジェンド”として授与された。
【樋口久子 受賞コメント】
「今回の受賞はサプライズなんです。びっくりしました。このような賞をいただけるのも、長年、日本女子プロゴルフ協会を支えてくださったみなさんのおかげです。私はゴルフが大好きで、女子ゴルフに携えたことをうれしく思います。これからも長くゴルフを楽しんでいきます」
