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大山志保が涙の4年ぶり予選通過 足の病気と闘い「やっと一歩進んだ。幸せです」

帰ってきた大山志保。10カ月ぶり復帰で涙の決勝進出。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2026年3月28日 18時17分

大山志保が10カ月ぶり復帰で涙の決勝進出を果たした
大山志保が10カ月ぶり復帰で涙の決勝進出を果たした (撮影:上山敬太)

<アクサレディス 2日目◇28日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6539ヤード・パー72>

カットライン上で迎えた最終18番パー5。5メートルから2パットで沈めてパーとし、アテスト会場に向かう途中、ギャラリーからの『おめでとう!』という声に涙があふれた。トータル1アンダー・43位タイで予選通過。2022年「ブリヂストンレディス」以来、4年ぶりの決勝ラウンド進出を、心の底からかみしめた。

【写真】大山志保、ガッツポーズ発進から涙のホールアウト

「4年間、本当につらかった」

病名は公表していないが、22年頃から治療法が見つかっていない足の病気を患った。同年11月に「トーナメント特別保障制度」(公傷制度)を申請し、23年6月に1年間の延長措置。復帰後も24年は2試合、25年は1試合と出場機会は限られ、昨年12月に行われたQTにも痛みの影響で出場できなかった。

「4年間がすっごく長くて。でも、私の心は止まっているんですよ。周りは変わったり、自分の白髪が1本増えたりしたけれど、気持ちと目標は一ミリも変わっていなかった」

病気を受け入れ、「仲良く」付き合いながら、ひたすらに前を向いてきた。初日は足がつる満身創痍のなか「69」で11位発進。電気、はり治療、マッサージなど2時間のケアを施し、2日目に臨んだ。

3メートルを沈めてバーディ発進。だが、アプローチをチャックリするミスから4番でダブルボギーを喫し、ピンチは続いた。2つ落として迎えた後半13番、またもアプローチのミスで再びダブルボギーを叩き、「もう終わった~と思った。チーンでしたね」とカットラインをまたいだ。

それでも、心は折れなかった。「あと2つ(バーディを)獲ればいい」。続く14番で6メートルを“コロン”と沈めて1つ目。17番で8メートルをねじ込んで2つ目。「74」と踏ん張り、カットライン上の43位で日曜日を迎える。

「優勝を目指していたのに予選通過で喜んでいるのはあれだけど、やっと一歩進んだ。長かったけれど、ちょっと報われたと思います」。地元・宮崎で踏み出した完全復活への第一歩。「みなさんが支えてくれたおかげ。最高ですよ。幸せです」。そして「まだ上にいきたい。欲張っちゃうので」と、48歳のベテランは笑顔になった。(文・笠井あかり)

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