<NEC軽井沢72ゴルフ 2日目◇15日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6590ヤード・パー72>
60位から出た桑木志帆は、2日目を2バーディ・1ボギーの「71」でラウンド。一時は予選通過が危うい位置にいたが、トータル2アンダー・50位タイで最終日に進んだ。
今大会は、2週前の「AIG女子オープン」(全英)でメジャー初優勝を果たした桑木にとって、凱旋試合となる。練習日から多くの選手や関係者から祝福の言葉を受け、初日には桑木の姿を見に集まった大勢のファンから「おめでとう」と声をかけられた。そのなかで「緊張しました。周りの見えないプレッシャー」と、普段とは異なる重圧を感じていた。
しかし、この日は「緊張は全くなかったです。いつも通り」と、普段通りの精神状態でティオフ。それでも「ショットはすごく安定していたんですけど、パターが全然入らなかった。ロングパットもそんなに不安はなくて、あと1筋入ればな…っていう感じだった」と振り返る。パーオン率は88%(16/18)とショットは安定していたものの、なかなかバーディにつなげられず、悔しさをにじませた。
それでも、“全英女王”として注目を浴びた2日間を振り返ると、前向きだ。「緊張が1番あったんですけど、でも塩谷さん、森口さんが声かけてくださって、『そのなかでもよく頑張っているね』って言われて、それはうれしかったです」と笑顔を見せた。
ともに海外女子メジャーへの出場経験を持つ国内女子ツアー通算20勝の塩谷育代、同41勝の森口祐子からかけられた言葉が、重圧のなかで戦う桑木の心の支えとなった。
凱旋試合も残すはあと一日。「優勝は無理なので、トップ10も今の感じだと厳しいと思う。でも、来週に向けて何か収穫があれば、たぶん来週もいいところで戦えるかなと思うので、次伸ばせるように頑張りたいです」。
“全英女王”としての注目を力に変え、最終日は来週につながる収穫をつかみにいく。(文・高木彩音)
