<大東建託・いい部屋ネットレディス 初日◇23日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)◇6485ヤード・パー72>
ホステスプロの都玲華が、好スコアにもかかわらず悔しさをにじませた。
最終9番パー5でパーオンを逃し、寄らず入らずのボギーフィニッシュ。それでも1イーグル・7バーディ・1ボギーで今季自己ベスト「65」をマークし、7アンダー・2位の好発進となったが、「モヤッとしましたね。自分は7アンダーでいいはずなのに、あまりテンションが上がらなくなりました」と振り返った。
スタートホールの10番パー5では、所属する大東建託の「社長さんや、いつもお世話になっている役員さんたち」など関係者が見守るなかでティオフ。「いいスタートを切っていきたい」という思いを胸に、3打目を1.5メートルにつけてバーディと幸先のいいスタートを切った。
その後は16番で約5メートル、17番で約2メートル、18番で約3メートル、後半1番で5メートルを沈めて4連続バーディ。さらにワンオンチャレンジホールの5番パー4(256ヤード)ではドライバーで1オンに成功し、5メートルを決めてイーグルを奪った。練習日からパッティングコーチと重ねてきた調整の成果が光った。
しかし、6番と9番のパー5でボギー。6番は2オン狙いのショットがつかまってOBとなり「仕方ない」と切り替えたが、9番はバーディ締めを狙いに行った。「だからこそ腹が立った」と、最後の1ホールに、ただただ悔しさが残った。
それでも「ロングだから取れるとは限らないですし、その前の7、8で取れていた。その流れでいけたら良かったんですけど。でも仕方ないので、あすはせめてパーで回ります」と前を向く。
さらに、「いつもスタートホールがバーディだと大体スコアが悪いことが多いので、それだけは気をつけようと思いながら、一打一打に集中できていたので、いいラウンドだったと思う。最後を除けば…」と、17ホールの内容には手応えを示した。1ホールへの悔しさをにじませる姿からは、一打への強いこだわりがうかがえる。
今季はここまで19試合に出場し、トップ10入りはまだない。「(できていないことは)ちょっと気になります。やっぱりトップ10はポイントも大きいので、常に気にはしているんですけど、あと一歩のところで2回ぐらい逃している。この大会ではトップ5を目指していきます」と意気込んだ。
大会開催前には「いつもお世話になっている大東建託さんの試合なので、頑張りたい気持ちはもちろん強い。コースも好きですし、福岡も好きなので、好きな大会の一つです」と話していた。最終ホールの悔しさを胸に、大好きな舞台で恩返しの優勝へ突き進みたい。(文・高木彩音)
