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笑顔と愛嬌のヒト・谷河枝里子がステップ賞金女王に輝いた理由【我らステップ・アップ・ツアー マニア】【インタビュー】

今季から賞金ランキング制が敷かれ、QT免除の規定が新設された、国内女子ステップ・アップ・ツアー。全21試合の日程が終了し、今年29歳を迎える谷河枝里子が賞金女王に輝き、来季のレギュラーツアーの出場権を得た。谷河がなぜシーズンを通して活躍できたのか…最終戦「京都レディースオープン」終了直後に秘密を聞いた。(取材・文/標英俊、撮影/村上航)

配信日時:2017年10月23日 14時00分

「ピッチングで土の上からスライスを打つ」これを8年続けています

「一番練習するのはピッチングウェッジ。ソールはいつも傷だらけですね(笑)」

「一番練習するのはピッチングウェッジ。ソールはいつも傷だらけですね(笑)」

---所属先に入って今年で10年。師匠との出会いは?

もともと高校のときに能勢カントリー倶楽部でキャディのバイトをしていましたが、鳴尾と隣どうしで交流があったんです。当時は高橋勝成さんがいて「きたらどう?」と誘われて。能勢の方も快く送り出してくれた。2年後に水巻さんがいらして…私が20歳からの師弟関係。実は私のほうが"先輩"なんです(笑)

水巻さんにまず一番最初に言われたのは「ピッチングで土の上からスライスを打つ練習をしなさい!これができないと稼げるプロになれないよ」って。私はもともとチーピン持ちくらいのフッカーだった。この練習をひたすらやってました。

---「しっかりと打ち込めて、フェードが打てるようにならないとダメだよ!」と?

そこからですね。試合が終わって鳴尾に帰ってきたらひたすら復習。土の練習場を作ってくれていたので。試合で稼げてない=まだまだ出来ていない、という基準ですね。いまもずっとやっています。だからピッチングだけソールが削れているんです。私は飽き性ですが、それだけは守ってやっています…というかクセになっています。試合が続くとなかなかできないですが、この練習のすることで自分がゼロに戻れるんです。帰ったらまたその練習しなきゃ(笑)

---試合中でも練習場で工夫してやったり?

練習場でターフがとれたあとって砂で埋めてあるじゃないですか。その砂の上に球を置いて練習したりはしますが、スカスカですし、球数も知れている。鳴尾の土の練習場はけっこう硬く締めてもらっているので。ダフったらソールが跳ねるくらい。

---今年はパターも変えたといっていましたが、パッティングの変化は?

パターを変えたのは初めは気分転換。オフにパット練習していたときに、右手で引っかける悪いクセがあったので、クロスハンドグリップで"左で引っ張るイメージ"だけを持って練習していました。パターは2月の『グアム知事杯』の前に、高校時代に使っていたものを引っ張りだしてきました。イメージを出しやすい2ボールパターが合っていたのかもしれません。

⇒参考/金の成る10年前のパター!? 谷河枝里子がステップ賞金ランク首位浮上

---ステップ賞金女王として参戦する来年のレギュラーツアーへ向けては?

(最もレギュラーに出場した)ルーキーイヤーの2014年はレギュラーとステップをいったりきたりでしたが、なかなかを残せず。気楽にやっていた気がします。でも、いまの自分のレベルでも予選通過できるか?できないか?のレベルだと思う。シードを獲得できるレベルではないので、つねに予選通過できるくらいまで、オフに引き上げないといけないですよね。「ステップの賞金女王ってこんなもんか」って思われないようにしないと!

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