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【ツアー小ネタ集】ヤマハレディース

女子プロたちのツアー会場での様子や、貴重なプライベートをチラっとお届け! ALBAnet編集部がプロからかき集めた、ちょっとゆる〜いネタをまとめてみました。

配信日時:2019年4月3日 16時18分

一瞬、誰だかわかりませんが…通気性バツグンだそう(写真はアクサレディス)
一瞬、誰だかわかりませんが…通気性バツグンだそう(写真はアクサレディス)

こっちのが、苦しくないんです 穴井詩

花粉症まっさかりのヤマハレディースオープン…。
風も強くて、記者もカメラマンもくしゃみが止まりません。

選手でもマスクをつけてプレーする姿がチラホラ見られますが、マスクと言えばまっさきに浮かんだのが穴井詩。
よく見る白いものではなく、真っ黒のマスクをつけている姿が浮かびます。

「あのマスク、通気性がいいんですよ。ラウンド中苦しくならないのがいいんです。ただ、フィルター機能的にはちょっとわかりませんが…」

花粉のシャットアウト機能はわかりませんが、プレーにはもってこいだそう。
しかも、カラスマスクをつけている姿がなんだかオシャレ!
花粉症のみなさん、ラウンドの際はぜひお試しあれ!

神のお告げならぬ、“アリヤのお告げ” 成田美寿々

3日目に「69」をマークした成田美寿々。
「今週は3パットが1回もない」とパターが好調そうですが、じつはあるお告げのおかげだそう。

「Tポイントの最終日に、夢でアリヤ・ジュタヌガーンが出てきて、ガンガン日本語で“悩んでんの?このパター使ってみなよ”って自分の中尺パターを貸してくれて、これはお告げだと思ったんです(笑)」

これをきっかけに中尺用のパターを使い始めたらこの結果に!

ちなみになぜジュタヌガーンかというと…
「海外のトップ選手の中で、一番回っているのがジュタヌガーンだからですかね(笑)。ものすごい繊細なタッチで優しく打つので、いいなと思っていたら夢に出てきたんです」

これぞ神のお告げ!?

そこの距離感を間違えたの!? 小野祐夢

練習場に行く途中、笑顔で挨拶してくれた小野祐夢。

Tポイント×ENEOSゴルフトーナメントで、髪の毛をバッサリ切ったことを紹介しましたが、この日、もうひとつ気になることが。

記者「あれ、オデコどうしたんですか?」

キャップからチラリとのぞく、白い絆創膏。

小野「あっ、これは…ヤケドしちゃったんです…!」

前髪を巻こうとヘアアイロンを使っていたら、誤ってオデコに触ってしまったそうで…

小野「髪の毛が短いから、距離感が合わなくて(笑)」

プロゴルファーといえど、前髪の距離感はスグにはつかめないようでした(笑)。

20歳と入浴剤とモーツァルト 河本結

モーツァルト効果で元気いっぱいの河本結(撮影:佐々木啓)

モーツァルト効果で元気いっぱいの河本結(撮影:佐々木啓)

シーズン開幕から、今大会が5試合目。試合に出続けている選手は、そろそろ疲れを感じる頃だ。「アクサレディス」でツアー初優勝を挙げた河本結もその一人。

「朝起きた時、かなり体が重くて…」

ここまで全試合に出場。さらに宮崎で優勝→バタバタと静岡入りして難コース・葛城でガマン比べの4日間大会と、目まぐるしい2週間を過ごしているのだから無理もない。

そんな時の河本さんを癒すアイテムが、入浴剤とクラシック音楽なんだとか。入浴剤は分かるけど、クラシック音楽はなんだか意外。

「モーツァルトの曲は、胎内で耳にする波長に似ていてリラックス効果が高いって聞いて。それで大学に入って始めたんです」

毎朝、モーツァルトを聴きながら、その日のラウンドに備えているそうだ。ただ…あまり無理せず、休める時にはしっかり休んでくださいね!

なぜ、気づかれないのか不思議です 大山志保

みなさんは大山志保の異変にきづいてましたか?(撮影:佐々木啓)

みなさんは大山志保の異変にきづいてましたか?(撮影:佐々木啓)

数々のケガを克服し、41歳の今なおツアーの第一線で戦う大山志保が新たな“難題”を克服しようとしている。それが、ダイエット。

「去年、ケガで試合に出られない、練習もできないという状況で**kgも太ってしまって…」(数値は本人の強い希望により非公表)

そして、“これはまずい”と絞り込みを開始。地道に落としていき、@@kg戻すことに成功した。(数値は…以下同文)

しかし、ここで不思議な現象が…

「かなり太ったことも、相当落としたことも、誰も気づいてくれないんですよね…」

最近、ポッコリお腹を指摘されることが多い中年の私にとっては、なんだかうらやましい限りだが、いったいなぜなんでしょうか?

データ?私、信じません!! 大出瑞月

ショットも自分の感覚を信じます(撮影:米山聡明)

ショットも自分の感覚を信じます(撮影:米山聡明)

2日目に大山志保と並ぶベストスコア「68」をマークした大出瑞月。昨年、初の賞金シードを決めて勢いづく21歳だ。

PINGと用品使用契約を結ぶ大出は、同じメーカーと契約する鈴木愛を参考に。特に、鈴木の代名詞的技術ともいえるパットに関しては、昨年から「ストローク、リズムなどを見て盗んでいます」と自らの糧にしている。

だが、今オフの合宿中に、“衝撃の事実”が。

「データでパットを分析する機会があったんですけど、それで私は…愛さんとは真逆のことを、やった方がいいという結果が出たんです…」

例えばストロークでは、鈴木はフェースの開閉が入るイン・トゥ・イン軌道がいいのに対し、大出はフェースの開閉を入れないストレート軌道が最適。合ってるパターの形も、違うもの。とにかく、鈴木の逆をいくのが正解、データはそうはじき出したのだ。

これに大出は「でもリズムとか絶対に参考になる!」と、“無視を決め込む”ことに。さらに「私は感覚派なので、トラックマンも信じません!絶対私が合ってる!!」と宣言した。ツアー屈指の“アナログゴルファー”が誕生しそうです。

「えっと…なかったです」 金澤志奈

おっとりとした口調からの「なかったです」に取材現場は爆笑(撮影:米山聡明)

おっとりとした口調からの「なかったです」に取材現場は爆笑(撮影:米山聡明)

初日3位と好スタートを切った金澤志奈。オフには毎年、申ジエ(韓国)との合宿で、“元世界1位”のゴルフとの向き合い方や、ワザを盗み、さらなる実力アップを目指している。

課題だというアプローチでは、「ジエさんの100ヤード以内の技術はすごいです。そのプレーを見て、球の高さとかをイメージしながらラウンドに生かしてます」と、何とか自分のものにしようとしているエピソードを教えてくれた。

『なるほど、なるほど!じゃあ、その練習の成果を発揮して、好スコアにつなげたわけだ!』と話を聞いていた記者達もみな納得の表情。具体的に知りたいと、「今日は練習したことを実践した場面はありましたか?」という質問も投げられた。すると金澤さん、少し思い出しているような表情を見せた後に…

「えっと…なかったです(笑)」

『いや、なかったんかい!(笑)』という、記者達からの“心のつっこみ”が聞こえてきそうな一幕でした。

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