<ニトリレディス 2日目◇28日◇釧路カントリークラブ 鶴居東コース(北海道)◇6640ヤード・パー72>
雷雲接近による3時間7分の中断を経て、六車日那乃は1.5メートルのパーパットから再開した。短い距離ながら、「カップ1.5個分」右に打ち出す、大きく曲がるフックライン。「入らなくてガクッてなりました」。この日3つ目のボギーを喫し、カットラインから遠ざかった。
ルーキーイヤーの昨年から、今大会を主催するニトリと所属契約を結んでいる。「思い入れが強いですし、似鳥会長には『優勝してね』とは言われなかったけれど、『予選通過頑張ってね』って(笑)。やるしかないな、と。そこからいい集中力で回れました」。
6番でひとつ取り戻すと、8番では残り160ヤードから6番ユーティリティで2メートルにピタリ。カップを大きく外すスライスラインだったが、これはしっかりと沈めて「ヨシッ!」と笑顔がこぼれた。これでカットラインに滑り込み、予選通過に望みをつなげた。
3バーディ・3ボギーの「72」で回り、トータル1オーバー・暫定51位で終えたが、未ホールアウト選手は58人いて、まだ9ホール以上が残っている。「みんな伸ばしそうなので、どうだろう…」と少しばかり不安そうだが、しっかりと気合を入れ直す。
「ショットはパラパラだったけれど、最後はいい感覚で、自信を持って振れました。せっかくのニトリの試合なので、キャリアハイを目指して頑張りたいです」。アマチュア時代を含め、ツアー自己最高位は2024年「スタンレーレディスホンダ」の14位。カットラインの動向を見守りながら、残り36ホールに備える。(文・笠井あかり)
