<台湾ホンハイレディース 事前情報◇11日◇ザ・オリエントゴルフ&カントリークラブ(台湾)◇6720ヤード・パー72>
日本と台湾の女子ツアーを代表するメンバーが同じフィールドで戦う大会に、米国女子ツアーを主戦場にする古江彩佳が参戦する。
「大会がこの形になる前からお声がけいただいてたんですけど、アメリカツアーと重なっていて出られなくて。今週は(米国が)オフウィークだったので出てみたかった」。それが出場を決めた理由だ。
アジア転戦の締めくくり。先週まで米国女子ツアーのアジアシリーズで、タイ、シンガポール、中国を回ってきた。ただ先週の「ブルーベイLPGA」が行われた海南島から直行便はなく、広州へのフライトを挟んでの移動。連戦に加え「近いはずなのに10時間くらいかかりました」と強行軍になっている。
それでも月曜日の現地入り以降、順調に調整を進めている。台湾を訪れるのは、滝川第二高2年時にナショナルチームの一員として出た2017年の「ネイバーズトロフィーチーム選手権」以来。ただその時はホテルとコースの往復だけだったこともあり、「初めましての感覚です」と話す。
距離は6720ヤードと長く、ティフトンも生えるグリーン周りも警戒。グリーンの傾斜もきつく、優勝スコアはパープレー付近が予想されているモンスターコースが相手になる。「長いクラブを持たされることも多いので、ミドルアイアンで打てるところでチャンスにつけないと難しい」というのが攻略のイメージだ。
今季から3番ウッドを契約するブリヂストンの『BX2 HT』にチェンジ。アイアンも、2022年モデルの『221CB』から『241CB』に移行した。これがカギを握るコースということもあり、「うまく(新クラブを)操れたら」。“モンスター退治”は、その真価を確かめるにうってつけの試合になる。
今季はここまで米ツアー4試合に出場。開幕戦の「ヒルトングランドバケーションズトーナメント・オブ・チャンピオンズ」でトップ10入りとなる9位になり、先週の15位などまずまずと言っていい状態で2026年を滑り出している。
「これまでの(優勝)スコアを聞いても、あまり出ない感じだし、少しでもアンダーで回りたい」。現在、世界ランクは31位。海外メジャーも制している実力者が、台湾で今年1つ目の勝利を目指していく。(文・間宮輝憲)
