今季は米国ツアーを主戦場にし、姉妹そろって敢闘賞を受賞した明愛、千怜の岩井ツインズは、16日に行われた「JLPGAアワード」で文字通りの双子コーデを披露した。本人たちも「なかなか着られない」と話す、珍しい青色のジャケットで仕上げた。
青ベースのなかにスタイリストのアドバイスを受けてオレンジ色のアクセントも配色。そこに明愛はネクタイ、千怜は蝶ネクタイを合わせた。「全部一緒よりかはワンポイントは変えてみました」(明愛)というこだわりだ。
昨年の予選会を通過し、今季は米国へ主戦場を移した。千怜は5月の「リビエラマヤオープン」、明愛も8月の「スタンダード・ポートランドクラシック」を制し、米ツアー初の双子優勝も達成。それを受け、今季最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」前に行われた米ツアーのアワードにも、初優勝者として姉妹そろって出席した。この時は冠スポンサーにもなっているロレックスをイメージした、緑色のリンクコーデで場を彩った。
米国でのルーキーイヤーに日米アワード制覇を達成。明愛は「頑張ってよかったなって。また来年も来たいって思うし、来年もっと頑張ろう」とモチベーションも上がった。千怜は3月の国内開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」でも勝利を手にしている。「本当にチームに感謝。1年、挑戦してみて大変だったけど、ファンの方もですし、応援してくださった人にも感謝です」と妹は頭を下げた。
