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宮里藍がジュニアに伝えたこと 3日間の“合宿”招待大会が終了 来年の第5回大会に向け「ブラッシュアップしてきたい」

宮里藍がホストを務めるジュニア大会が3日間にわたり開催された。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年9月19日 16時14分

宮里藍の思いが詰まったジュニア大会が行われた
宮里藍の思いが詰まったジュニア大会が行われた (撮影:ALBA)

宮里藍がホストを務める「第4回宮里藍インビテーショナル Supported by SUNTORY」。16日(土)から3日間の日程で栃木県のピートダイゴルフクラブVIPコースで開催された。初日は宮里藍による「Vision54」のレッスン会が開かれ、2日目には36ホールストロークプレーの第1ラウンドと、保護者向けの「Vision54」のレッスン会、最終日となった18日(月・祝)には第2ラウンドが行われた。

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大会は中学1年から高校2年までのジュニア女子ゴルファー31人が参加し、中嶋月葉(作陽学園高1年)がトータル10アンダーで優勝を飾った。優勝者には宮里藍とのエキシビションラウンドの権利と来年の「宮里藍サントリーレディス」のマンデートーナメント(主催者推薦選考会)出場権が与えられた。

2017年に現役を退いてから取り組んできたジュニア育成のための活動の一環。試合だけでなく、宮里自身が実戦してきたトレーニングで18ホールすべてでバーディを獲れば「54」という数字も可能、そしてその可能性を実現するためのメソッドをジュニアにも紹介し、土曜日にレッスン会、第1ラウンド終了後にはそのフィードバックも行われた。最終日の第2ラウンドにもこのメソッドが活用できるという流れの、いわば合宿形式の大会となっている。

今年で4回目の開催で、自身の思いをジュニアに伝えた宮里。「言い忘れたこととかもあって反省する部分もありますけど、それでもたくさんの選手が一生懸命メモを取ってくれたりして改めてすごく意義を感じています」と充実した様子。メンタル的な要素に加え、バランスボールを使ったドリルや、1分間かけて素振りを行う太極拳スイングを教えるなど、参加者にとっては充実した内容となった。

「今のジュニアの皆さんの現状を勉強していきながら、この大会をブラッシュアップしていきたいと思っているので今年も色々と収穫がありました」と3日間の大会を終えて語った宮里。これからも続けていくために、「ジュニアと一緒に成長していきたい」と今後を見据える。19日(火)には大会を受けてリモート会見を開いた。「今後はもう少し細かいテーマを明確にして取り組んでいきたい」と、早くも来年以降の抱負を明かした。

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