Q：憧れのゴルファー
鬼澤信子さんです。堂々とされているし、私と背丈なども似ていて、プレースタイルも攻めのゴルフ。バーディ獲ったら、ギャラリーをわかせるようなゴルフをされていて、そういうところが憧れですね。

Q：大里さんが姿勢がいいのも鬼澤さんの影響でしょうか？
はい。2015年の「ニチレイレディス」で鬼澤さんと一緒に回ったときに、私が猫背だったみたいで、「胸張れよ、背が高いんだから」と言われて。そのときから意識するようにしています。気持ちだけでも背筋を伸ばそう、と思っています。

Q：熊本出身で桃子という名前ですが、上田桃子さんと何か関係はありますか？
偶然なので関係はないと言えばないです。ただ、親近感ではないですが憧れもありますし、尊敬もしています。

Q：桃子というお名前の由来は？
そういうわけで、上田さんからいただいたわけではありません。私は兄がいるのですが、父が本当は兄にゴルフさせるつもりで、ジャンボ尾崎さんから名前をいただいて兄に「将司」と名付けました。それで、私が生まれたのですが、父は娘にはゴルフをさせるつもりはなかったらしく、「ゴルファーの嫁に行け」ということで、菊池桃子さん（※編集部注：西川哲の前妻）からいただいたそうです。母が「桃」って呼びたかったのもあるし、祖母が節子の子をもらえ、ということもあって桃子となりました。熊本の桃子さんは偶然ですが、いい名前をもらいました。ちなみに兄は今も全くゴルフをしてないです（笑）。

Q：ゴルフをやめたいと思ったときはありますか？
あんまりないですね。父に「おまえもうゴルフやめろ！」って怒られても「いや、やめん！」って言い返しています。ゴルフが好きなんですよね。未だに父から「今すぐクラブ置いてどこかで働け！」って言われます…試合中とかでも（笑）。スパルタなんですよ、基本的に。コース入ったら喧嘩ばかりしています。

Q：プロになって変わったこと
試合数が増えたのは感じますね。体力的がもっと必要だなと思っています。あとは開幕して最初の頃は「予選通らなきゃ」と考えすぎて、結局カットライン前後のスコアにしかならなっていませんでした。ギリギリ通ったり、通らなかったり。同世代の子に話を聞いてみると「そういう考えはしてない」と言われて。みんな上を見てやっている、と、私もそういう考えにしてから良くなって、ヨネックスレディスでは6位タイに入れました。