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初優勝かかる小祝さくらが単独首位堅守「最終日は悔いの残らないようなプレーを」

初優勝かかる小祝さくらが単独首位堅守「最終日は悔いの残らないようなプレーを」

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2018年5月19日 17時02分

単独首位で最終日に挑む小祝さくら 新垣に続く黄金世代今季2人の優勝はなるか
単独首位で最終日に挑む小祝さくら 新垣に続く黄金世代今季2人の優勝はなるか (撮影:米山聡明)
<中京テレビ・ブリヂストンレディス 2日目◇19日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(6,441ヤード・パー72)>

国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディス」2日目。初日「65」を記録し、7アンダー・単独首位スタートを決めたルーキーの小祝さくらは、2バーディ・1ボギー「71」と1つスコアを伸ばし、トータル8アンダーに。首位を守って初優勝のかかる最終日を迎えることとなった。

【スイング連続写真】飛躍が待たれる小祝さくらの下半身に成長の跡

笠りつ子ささきしょうことともに最終組でティオフした小祝。前半は2バーディ・ノーボギーと順調にスコアを伸ばしたが、後半は風の影響でしのぐ展開に。「パーを獲ることだけを意識していました」と14番まではノーボギーを続けたが、15番パー3では今大会初のボギーを喫してしまう。だが、ラインを読み違いによる予期せぬ3パットも「ダメージはあまりなかった」と、上がり3ホールはパーを並べた。「後半でノーバーディだったのが悔しい」と反省を口にしたものの、首位を譲らず、完全優勝に王手をかけた。

表情を変えずに淡々とプレーするのが売り。「ゴルフで緊張したのは…アマチュアとして初めてプロツアーに出場したmeijiカップ初日のティショットくらいですね」と心がブレないタイプ。「最近は、素振りでスイングリズムが速くなってしまう傾向があるので、そこを気をつけたい」と自身の陥る傾向もしっかりと把握している。

2017年の「北海道meijiカップ」でプロデビュー後、首位で最終日を迎えるのは初。「最終日なので思い切って自分らしいプレーを。悔いの残らないように」。新垣比菜に続く、”黄金世代”今季2度目の栄冠は完全優勝で達成となるか。(文・標英俊)

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