アン・シネ（韓国）が3日（火）、福岡県にあるフィットネスクラブ・トータルワークアウト福岡店でトークショーを行った。昨年、日本女子ツアーに参戦すると、実力のみならず、その愛くるしいルックスと世の男性を魅了するミニスカート姿で旋風を巻き起こした“セクシー・クイーン”が、自身の経歴やプライベート、ゴルフへの思いなどを語った。

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黒のウェアとグレーのミニスカートで登場したシネは、冒頭、ゴルフを始めたきっかけやニュージーランドに住んでいた幼少時代の話などを披露。現在、日本でセクシー・クイーンと呼ばれることについては、「素晴らしいゴルファーと呼ばれるのが一番嬉しいけど、セクシーと言われるのは特別な感じがする」と満面の笑みで答えた。

また、日本の印象について聞かれると、「一番素晴らしいと思うのは人。競争の激しい世界に生きていますが、日本に来ると、皆さんがあたたかく迎えてくれる」と、日本のファンからの声援が、異国で活躍する原動力になっていることを明かした。さらに、好きな日本食を聞かれた場面では、「スシと福岡ラーメン。あと天ぷら」とチャーミングな日本語で答え、会場を盛り上げた。

もちろん、ゴルフの話題も充実。一番印象に残っている試合には、日本ツアー初出場となった昨年5月の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」を挙げ、「これまで（のトーナメント）とは違う雰囲気だった」とコメント。今季の日本ツアー初出場を予定する､13日（金）開幕の「KKT杯バンテリンレディス」の意気込みについて聞かれると、「4か月ほど試合から離れているので、かなりのプレッシャーがかかることを予想している。緊張をどうコントロールするか」とメンタル面を最大のキーポイントに挙げた。

最後、会場に集まったファンに向け、「みなさんにお会いできてうれしか〜」と福岡弁も披露。「来週から試合で頑張りますので応援してください」と、この日のために練習した日本語で呼びかけた。10日後に控えた試合でも、この笑顔が弾けるプレーを連発し、日本中のファンを熱狂させる。