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奏でる音が素晴らしい 上田桃子のサンドセーブ率1位【翔太のスタッツNo.1】

奏でる音が素晴らしい 上田桃子のサンドセーブ率1位【翔太のスタッツNo.1】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年1月31日 15時02分

初代サンドセーブ女王に輝いた上田桃子
初代サンドセーブ女王に輝いた上田桃子 (撮影:上山敬太)
鈴木愛の賞金女王、MVPの2冠達成で幕を閉じた2017年シーズン。各スタッツの1位になった選手を2017年の1年間、青木瀬令奈のキャディ、コーチを務めた大西翔太氏に解説してもらった。

【連続写真】“砂の女王”は立ち姿から美しい 上田桃子のバンカーショット

2017年から導入されたサンドセーブ率(グリーンサイドのバンカーに入ってから2打かそれより少ない打数でカップインする率)の1位に輝いたのは上田桃子。唯一の60%台をたたき出し、2位の西山ゆかりに約5ポイントの差をつけてトップに立った。

大西氏は上田桃子のバンカーショットを「アドレスからショットまで基本に忠実でシンプル。すべてのレベルが高い」と評する。「上田さんの場合はアドレスを見ただけで寄りそうな雰囲気が出ている。基本的なことですがバンカーはボールを上げようとすればするほど、クラブが手前から入って大きなミスがでます。かといって、クラブヘッドの入斜角が鋭角すぎるとボールの上側に当たりやすく、トップするミスがでます。上田さんはそのどちらもない。バンカーショットがうまくなりたいなら、上田さんのプレーを見るべきです」。

特に大西氏がほめるのが上田がショット時に奏でる“音”だ。「バンカーショットの音が砂の芯をしっかりととらえた気持ちのいい音がします。上田さんのショットを擬音で表現するとなかなか難しいですが…、“サッ”という高くもなく低くもない乾いたきれいな音なんです」。“ドン”、“バフ”、”カツッ”といった音が多いアマチュア。砂をはじく乾いた音が出せるのが上田だ。

「この音を出せるのはクラブヘッドを入れる場所が完ぺきだからです。上田さんはクラブの入れどころに全く狂いがありません。それはどこかというと、実際にあるボールの右側ボール一つ分のところ。つまりクラブが最初に接地する部分は砂です。これよりも近くから入り過ぎたらトップしてカンというボールに当たった音がするし、手前過ぎてダフればバフという音がします。ぜひアマチュアの皆さんも自分のバンカーショットの音に聞き耳を立ててください。綺麗な音を出すことを目指すことも上達への近道ですよ!」

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