ゆる〜いパーカー姿のキム・ハヌル
今大会を12位でフィニッシュしたキム・ハヌル(韓国)は賞金約200万円を加算。年間獲得賞金を約1億1,400万円とし、賞金ランク首位をキープしている。自身初の女王戴冠へリードを広げた。
対して、そのハヌルを2位で追走する鈴木愛は、胸をなで下ろしているかもしれない。今大会では予選落ちしたことで賞金は付与されなかったが、前述の加算賞金額が75%になったことに加え、鈴木にわずか250万円差で迫る賞金ランク3位のイ・ミニョン(韓国)が予選落ちを喫したからだ。
そのため、鈴木とハヌルの差は約450万円と十分に射程距離を保った。当初は賞金総額1億8,000万円のビッグトーナメントなだけに、先週の結果次第ではハヌルに大きく水をあけられ、ミニョンに2位の座をとって変わられる可能性もあったが、鈴木にとっては逆転女王への希望がつながった今大会の結末といえる。
それでも、大台となる賞金総額1億円に手をかけようとしているテレサ・ルー(台湾)、自身初の賞金女王戴冠を目論む申ジエ(韓国)、この大会で今季2勝目を挙げた上田桃子ら後続につける強敵たちは今大会で好成績を収め、ハヌルらトップ3との差は大きく縮まった。今季の女子ツアーも残り5戦。果たして今回の結果がどのような決着を招くか。ますます白熱する女王レース、まだまだ嵐は続くかもしれない。