<スタンレーレディスホンダ 最終日◇11日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6530ヤード・パー72>
岩井明愛がはじめてホステス大会で優勝を遂げた。2年ぶりとなる国内女子ツアーでの優勝。最終日最終ホールでバーディを奪って、河本結を2打差で振り切った。国内7勝目に導いた14本に迫る。
岩井姉妹といえばヨネックスの看板選手。明愛のバッグの中身は、パターを除いてすべて同社製。なかでも常に大きな話題を集めるのが、珍しいカラードライバー。明愛が使うのは鮮やかな水色ヘッドで、かなり飛距離を稼いでいる。
使用するのは『EZONE GTタイプS』で、大会3日間を通して圧巻の飛距離を誇った。計測ホールでの平均は274.333ヤードで堂々の1位。初日の8番では326ヤードをかっ飛ばした。打ち下ろしとはいえ、、2日目が296ヤード、最終日は304ヤードと、同ホールで3日間平均308.67ヤードという驚異の数字を残した。
2024年から使用を開始し、「今のドライバーは自分に合ってるし、信頼してる。心強いですね。お気に入りのカラーでもありますし」と明愛にとって代名詞的な1本。飛距離の要因について聞かれた際には、「自分自身では分からないですけど…ドライバーがいいんじゃないですかね。助けられてます」と、信頼度は高いといえる。
妹の千怜とそろってあまりクラブを替えないのが特徴。明愛も基本的には昨年から大きな変化はないが、唯一、ウェッジだけは今季から新たなものを使っている。50度と54度は『EZONE W501 BB08』で、58度がソール形状が異なる『EZONE W501 RB14』という構成だ。
ウェッジ変更の理由については、「スピンもかかるし、バンカーショットも出しやすい。顔も好きだし、打っていていい音も鳴るので使っています」と話す。優勝を決めた最終18番では残り99ヤードの3打目を54度で左3メートルにつけてウィニングパットにつなげるなど、随所での仕事ぶりも光った。
また、今週活躍したクラブを聞かれると「パター」と答える。富士山から来る芝目もあり、硬く速く仕上がったクセのあるグリーン攻略がスコアメイクのカギになった。今季米ツアーのスタッツを見ると、バーディ数は全体2位。パーオンホールでのパット数は1.76で全体8位。きっちり仕事をする1本が攻撃ゴルフを支えている。
なかなかクラブを替えない理由については「信頼がありますし、顔も好き。使っていて心強い」と話し、今季の活躍に14本が貢献している。ここからは米ツアーも終盤戦。“不動の14本”とともに、秋のアジアシリーズを経て、年間女王を決するフロリダでの最終戦まで戦い抜く。
【岩井明愛の優勝セッティング】
1W:ヨネックス EZONE GTタイプS(9度 レクシスカイザM 5S/45.5インチ)
3,5W:ヨネックス EZONE GT(14.5,18度 レクシスカイザM 6S)
6I:ヨネックス EZONE GT(レクシスカイザi 8S)
5I~PW:ヨネックス EZONE CB511 FORGED(N.S.PRO 950GH neo S)
50,54度:ヨネックス EZONE W501 BB08(N.S.PRO 950GH neo S)
58度:ヨネックス EZONE W501 RB14(N.S.PRO 950GH neo S)
PT:テーラーメイド Spider Xカッパーホワイト スモールスラント
BALL:スリクソン Z-STAR XV
