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タトゥーが完全NGからOK、飲酒は明文化… 来季トーナメント規約の改正点は?

国内女子ツアー来季はどこが変わる?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年12月17日 12時30分

会見を行う小林浩美会長
会見を行う小林浩美会長 (撮影:ALBA)

16日、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が、2025年のトーナメント日程を発表したが、トーナメント規約・規定集の改正項目も併せて説明。来季からは、いくつか大きな変更点が見られる。

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まずは海外QT出場に関する規定の新設だ。やむを得ない事情で延期された場合、一度目の延期に限り『エントリー済みの国内競技の出場義務が免除される』ことが追加された。

プロアマ競技についても改正が行われた。従来、プロアマ競技の欠場または棄権は年間1回までとされていたが、選手の体調管理やホスピタリティのクオリティ確保の観点から、年間2回までに拡大された。

また、今年から導入されたスロープレー対策についても追記が行われた。1シーズンでのイエローカードおよびバッドタイムの累積違反回数に応じて罰金等を科す『JLPGAプレーのペースに関する規則の違反の累積による罰則について』がトーナメント規約・規定集に追加された。

さらに「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権」の出場資格も変更された。これまで大会の歴代優勝者に付与されていた出場権が、過去20年間の優勝者に限定。また、予選会は廃止され、当該年度のステップ・アップ・ツアーの優勝者および賞金ランキング上位者に出場資格が与えられる。2025年度に関しては「あおもりレディス」終了時点での賞金ランキングトップ5の選手に出場権が付与される。

大きな変更点が見られたのは、レジェンズツアーの「レジェンズチャンピオンシップ」出場資格。対象年齢が当該年度4月1日時点で満40歳以上(従来は45歳以上)に引き下げられた。さらに、年齢に応じて距離設定が異なるティからプレーする、いわば「3ツアーズ」のようなフォーマットが採用される。小林浩美会長は「ゴルフの普及、拡大はもちろん、レギュラーツアーの低年齢化に伴い、40歳からのチャンスを増やし、レジェンズツアーの選手達も世界を見据えて戦える競技性を考えている」と話した。

また、選手の心得として飲酒、およびタトゥーに関する明文化および改正があった。飲酒については、選手からの問い合わせが多かったことを受け、『選手はトーナメント会場にて飲酒をしてはならない。ただし、前夜祭の会場では当日に車両等を運転しない場合に限り、飲酒可』と明確に定められた。

タトゥーに関しては、24年度の「入れ墨・タトゥーは禁止」という完全NGから緩和され、反社会的勢力を想起させないファッション性のタトゥーであれば、ファンデーションやシール等で隠せば認められることとなった。

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