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高橋彩華、“神様”に導かれた3年ぶりV 信じ抜いた1メートル「最後まで自分の力を」【2025年“この1シーン”】

白熱のシーズンが終わった国内女子ツアー。今季全36試合を振り返り、大会ごとに印象に残った“1シーン”を紹介する。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月17日 12時32分

宮里藍(左)とカップを掲げる高橋彩華
宮里藍(左)とカップを掲げる高橋彩華 (撮影:福田文平)

白熱のシーズンが終わった国内女子ツアー。今季全36試合を振り返り、大会ごとに印象に残った“1シーン”を紹介する。

【写真】3年ぶりVで歓喜の涙を流す高橋彩華

■宮里藍 サントリーレディス(6月12~15日、兵庫県・六甲国際ゴルフ倶楽部、優勝:高橋彩華)

高橋彩華にとって、最終18番の1メートルは、あまりにも遠く、そして小さかった。

決めれば3年ぶりのツアー2勝目。外せばプレーオフ。逃げ場のない状況で、深く息を吸い、覚悟を決めてストロークしたボールは、カップの真ん中から静かに沈んだ。1打差での逃げ切りV。その瞬間、張り詰めていた感情が一気にあふれ、涙が止まらなくなった。

「18番グリーンに上がったときに初めてボードを見て、1打リードしているのを知った。『2パットでいいんだ』と思った瞬間、めちゃくちゃ硬くなりました。パーパットがまったく入る気がしなかったです。“神様、お願いします”という感じ。ラインは真っすぐ。ホント、神頼みでした」

もし“神様”がいるとしたら、この大会で高橋が思い浮かべたのは、ただ一人だった。アマチュアとして最後に出場した2017年大会。予選2日間をともに回ったのが、この年限りで現役を退いた宮里藍だった。

宮里にとって国内ツアーのラストゲーム。平日にもかかわらず、初日は6735人、2日目は9405人ものギャラリーが詰めかけ、その視線のほとんどが宮里に注がれていた。「あのときは『これから頑張ってね』と声をかけていただいた。きょう藍さんに(チャンピオン)ジャケットをかけてもらえて、本当にプロになって良かったと思います。藍さんみたいになりたいと思ってゴルフを始めた。藍さんは神様みたいな存在です」。

1998年度生まれの“黄金世代”の多くが、幼少期にテレビで見た宮里の姿に憧れてクラブを握った。高橋も、その一人だ。“神様”が見守る大会で、“神様”の前で勝利をつかむ。あまりにもでき過ぎた巡り合わせだった。

プロ5年目の2022年「フジサンケイレディス」で初優勝を挙げたのは、デビューから125試合目。そして、2勝目を手にするまでに、さらに110試合を要した。「もう勝てないんじゃないか」。何度も頭をよぎった弱気を、最後の1メートルでねじ伏せた。

「きょう勝てたのは、自分の力を最後まで信じ抜けたからだと思います」

神様の前で勝ち、神様に祝福され、全英切符を手にし、さらにコーチでもある父・剛さんに贈る父の日Vまで重なった。この1勝は単なる3年ぶりVではなく、物語の再スタートだった。

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