【関連ニュース】上田桃子の復活V コーチが語る荒川博氏との秘話【辻にぃ見聞】
「3人ともベテランですが、それぞれに持ち味があります。スーヨンさんはパッティング、藤田さんはビッグドライブ、全さんはショットの精度が素晴らしい選手です」。女子プロのターニングポイント、30歳を超えても戦い続けられるのは輝く部分があるからこそなのだ。
スーヨンは「ストロークがキレイで参考にしている選手は多いです」というパットの名手。ヘッドは地を這うように動き、ローテーションは少なめなのが特徴。「こうした打ち方ができるのはグリッププレッシャーがいい具合に抜けていて、ヘッドの重さを活かすことができるから。ちなみに、これはツアーNO.1だと思います。ヘッドの重さを感じて打つことができれば、リズムやテンポは崩れにくいんです。正規の18番とプレーオフ、あの場面で3メートルのバーディパットを決めることができたのは
また、「ヘッドの重さをちゃんとボールに伝えられているので、コロがりがいい。最後の一伸びがある球が打てるんです。いつも鏡のような練習器具を置いてボールの位置、目の位置、押し出すラインを確認してます。ボールの上でしっかり構えることで、ボールに重さが伝えられるんです。この練習はおまじないのようにやっていますね」。ボールに力を伝えられる正しいアドレスと、ソフトなグリップが生み出す安定したリズムがベテランのツアーの源泉だ。
ショットに関してはプレッシャーがかかると左に曲げる傾向があるが、「ドローヒッターで、悪くなると左への曲りがきつくなりボールの高さがなくなってきますが、これは自分でもわかってることでしょう。そこの調整と上手く付き合っていってるような感じです」。スーヨンはまだまだ、ツアーを賑わせる存在であり続けそうだ。