<富士通レディース 2日目◇16日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6717ヤード・パー72>
今年も古江彩佳は強い。この7年間で優勝3回、2位2回と抜群の好相性大会。4日間競技になった今年も、トータル11アンダーの首位タイで決勝ラウンドに進む。
2打差4位から出た2日目は、前半インコースで2バーディ・2ボギーと波に乗れなかった。難度2番目の18番では、「つま先上がりの左足下がりで、ボールの手前が浮き上がっている感じ。ややこしかった」とグリーン右のバンカーから乗せられず、5メートルを沈めてのガッツボギー。なんとかガマンを続けていた。
ハーフターンでは45分ほどのインターバルを過ごした。主戦場とする米ツアーでは、18ホールを休憩なしで回るスループレーが基本。参戦5年目を迎え、ハーフターンで休憩を挟む日本のスタイルは、いつの間にか当たり前ではなくなっている。
過ごし方は年々難しくなるが、「体を冷ましたくはないけれど難しい。体力を消耗していくので、いつもより食べたり、出る前にストレッチをします。どうやったらいいんだろう…と思うけれど、この2カ月は日本にいるので少しは慣れたかな。コースと練習グリーンは少し違うからやりたくないけれど、ショートパットはしています」
2桁アンダーを目標に出た後半は、1番パー5で3メートルを沈めるバーディスタート。短い距離も長い距離も次々と決まり、最終9番で4メートルを沈めて首位をとらえた。
コースとの相性の良さについて、「わからないですけどねぇ…」と具体的な理由は思い浮かばない。ただ、思い返すのは7年前のあのシーン。「いいイメージは映像に残る。印象がいいから、思いっきりいけていると思う」。大会初出場でアマチュア優勝を達成した2019年大会。21年には勝みなみとの3ホールのプレーオフを制している。
今年から、キャップ前面のロゴが『Fujitsu』になった。看板を背負って戦うという意識はより強くなる。「プレッシャーも期待感も両方あるけれど、プレッシャーに勝っていかないと、“勝ち”はない」。主役の座は譲らない。(文・笠井あかり)
