千葉県の平川カントリークラブで、10日に発売が開始されるニューバランスの新作ゴルフシューズ、『UGB1001』、『UGH1001』、『UGS1001』のプロダクト説明会が行われ、同社と契約する稲見萌寧がトークショーに登壇した。

ゴルフシューズのカテゴリーでも年々使用者を増やしているニューバランス。2022年の国内女子ツアーでは38試合中14試合でニューバランスのゴルフシューズが優勝するなど、勢いをみせている。それもそのはず。メルセデス・ランキングトップ3の山下美夢有、西郷真央、稲見の3人は、いずれもニューバランスのゴルフシューズを愛用しており、それぞれ5勝、5勝、2勝と合計12勝も挙げているのだ。

今回の『UGB1001』シリーズは4代目で、フィット感や軽さ、履き心地は3代目を踏襲しつつ、ゴルフスイングに必要とされるサポート感やホールド感を向上させた。高校生の頃からニューバランスのゴルフシューズを愛用する稲見は、「ゴルフシューズって硬いイメージがありますけど、ニューバランスさんのゴルフシューズはやわらかくてフィット感があって、歩いていて疲れにくい」とお気に入り。さらに「足元にストレスを感じないことが大事」と、パフォーマンス向上にもつながっている。

3月2日に沖縄で開幕する国内女子ツアーに向け「トレーニング漬け」の毎日を送っているという稲見。最近では1日1時間～1時間半のメニューを7日連続で行うなど、「夏場や秋以降の後半戦に崩れないように頑張りたい」と、長いシーズンを見越したカラダ作りを行っている。

体重の目標について質問すると、「去年より4キロ増やして、ここから2キロ減くらいで抑えたいと思います。どうしても夏場に減ってしまうので」と、筋肉で体重を4キロ増やす計画を立てている。

20-21年シーズンは9勝を挙げて賞金女王に輝いたが、22年シーズンは「調子があまり良くない状態が続いていたので、最初のほうは自信がなくて、優勝できるかなと心配もあった」と、2勝を挙げたもののメルセデス・ランキングは3位に終わった。今シーズンについては「まずは年間1勝を目標に、複数回優勝できればいい」と、その顔には自信や決意が浮かんでいた。